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安「ずっと、会いたがってたからなぁ。
別れてから、どこで何してるかもわからなかったんやって。」
大「そうなん?」
安「おん、みんなには話しとこうかな。」
やすが丸の方を見る。
2人は何を知っとるんやろ。
丸「そやなぁ、みんなやったらええやろ。
実はな……」
.
.
それは、2人の悲しいお話やった。
毎日、俺らに惚気けてばっかで、幸せそうやった亮ちゃん。
それが突然、仕事以外で笑うことがなくなって、俺らとも距離を置くようになった…。
まさか、俺らの知らないところでそんなことがあったなんて。
相談してくれても良かったのに…。
みんなもこの話を聞くのは初めてみたいで、難しい顔をしとった。
渋「俺ら亮に頼り過ぎてたんかな、」
村「ほんまやなぁ。」
重い沈黙が流れる。
俺らがもっとしっかりしとったら…。
横「まぁ今そんなこと言ってもどうしようもないやん。大事なんはこれからやろ?
今後はこんなことがもう起こらないように、お互いもっと支え合ったらええやん。」
村「ヨコ…。」
大「横山くんの言う通りやな。
みんなで亮ちゃんのこと応援しようや。」
横山くん、さすがやなぁ。
亮ちゃん、今度こそ俺らが支えるから
がんばってや。
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知華(プロフ) - ミステリアスになってきましたね〜更新待ってます。 (2018年4月24日 14時) (レス) id: 954e424a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:flower | 作成日時:2018年2月23日 22時