この春に君はもういない ページ32
Aside
今、なんて、言った…?
「どう、いう、こと?」
頭が回らなくて、言葉が途切れ途切れになってしまう。
ありえない、
だって、彼は私のことが嫌いになったんじゃないの、、?
.
“あの人”だってそう言ってた。
.
錦「そのまんまの意味やで。
俺はまだAのことがすきやねん。」
「…………。」
何で、今になってそんな事言うの。
ようやく、ようやくあなたのことを忘れて、
生活出来るようになったのに。
錦「…突然、ごめんな。
返事は今じゃなくてええから、
今日は俺の気持ち伝えたかったんよ。」
「えっと、、渋「りょお〜〜」
錦「えっ、すばる君?」
私の言葉を遮ったすばる君は、ふらふらになりながら個室に戻ってきた。
渋「大倉のやつがな〜、トイレから出てこないねん。」
錦「はぁ、何してんねん、あいつ。」
溜息をついて、立ち上がる亮。
錦「すばる君はここにいてええで。
ちょっと行ってくるわ。」
渋「よろしくなぁ〜」
…タイミングが悪いよ、すばる君もたっちょんも。
.
.
.
.
渋「何をそんなに迷ってるん?」
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知華(プロフ) - ミステリアスになってきましたね〜更新待ってます。 (2018年4月24日 14時) (レス) id: 954e424a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:flower | 作成日時:2018年2月23日 22時