悲しいけどもう一つじゃない ページ4
俺は目を見開いた。
思わず、章ちゃんの方を向いてしまう。
章ちゃんも驚いた顔をしとった。
だって、こんな偶然あるん?
顔も同じな上に名前まで…
他人の空似やなくて、ほんまに本人なんじゃないやろか。
錦「あの…」
大「Aさんって言うんや!Aさんって呼んでええかな?」
「はい、大丈夫ですよ。」
大「ありがとうございます!
…亮ちゃん、どうしたん?何でそんな睨んでくるんよ。」
錦「いや、何もないよ。朝倉さん、俺もAさんって呼んでええかな?」
朝倉さんがAかもしれないのに、大倉が名前で呼ぶことに少しイラッと来てしまった。
大倉が名前で呼ぶんやったら俺もそうする。
錦「朝倉さん、だめやった?」
すぐに返事が返って来ると思ったのに、朝倉さんはきょとんとした顔をして、黙っていた。
「あっ、錦戸さんは人見知りって聞いてたから少しびっくりしちゃって…。呼び方は何でも大丈夫です。」
俺が声を掛けると慌てて返事をする。
安「じゃあ、俺もAさんで!」
丸「俺も!」
横「俺の方が年上やと思うし、俺はAちゃんって呼ぶな?」
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知華(プロフ) - ミステリアスになってきましたね〜更新待ってます。 (2018年4月24日 14時) (レス) id: 954e424a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:flower | 作成日時:2018年2月23日 22時