流星雨II【佐野万次郎】

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長内は私の姿を見るなり、舌なめずりした。
全身を舐めまわすように這う視線が気持ち悪くて鳥肌が立つ。






長内
「へぇ〜？お前があの東卍の姫？良いケツしてんじゃ〜ん？♡」






万次郎くんはその言葉を聞いて私とタケミっちの前に立つ。






万次郎
「A、隙を見て逃げろ。」


A
「応援呼んで来いってこと？」


万次郎
「いや応援は要らねぇ。俺らで片付ける。お前は逃げろ、タケミっちAを逃がすの手伝ってくれ。」


武道
「了解っす、行きましょうAさん。」


A
「いやいや何で？私は副総長だよ、この場に残る。」


万次郎
「パーちんの親友の彼女は彼奴らにああされた、分かんだろ？」


A
「生半可でやってる訳じゃない、弱いと思ってんの？」


万次郎
「総長命令だ。」






歯を食いしばってその背中を睨んだ。



結局は黙って聞くしかなくて、
言葉通りタケミっちの助けを借りて隙を見て逃げた。




さっき言った言葉が全部カッコ悪く聞こえちゃう。



ああ腹立つ、ムカつく、大嫌いだ。






A
「万次郎くんたちを頼んだよ。」


武道
「うっす、すんません、最後まで送れなくて。」


A
「いいよ、またね。」

　
　
　
　
　
　
✩.*˚.*･ﾟ



こちらもほんの少し内容を変えました！

次に出したお話も登場人物を加えたりするので
1度非公開にして新しく出します🙇🏻‍♀️！


再度読み直さなくても大丈夫です！
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