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2人は喧嘩を止まらず飛び交う物、
やめてという声も届かずついに私はその場に座り込んだ。
辺りに散乱したタケミっちの私物。
本当に悲しくてやりきれない気持ちでいっぱいになる。
その時、金髪のボロっボロの彼は声を荒らげた。
誰よりも弱いくせに、その背中は大きく逞しく見えて。
武道
「Aさんの想い届いてねェのかよ!!?……どうでもいいから2人喧嘩してんだろ!?」
「2人だけの問題じゃねえじゃん!東卍みんな、バラバラになっちゃうんだよ!」
そんなの悲しい、見たくない。
不意に地面に向けてた視線を彼の背中に移す。
どうしようもなく時間は残酷に進む。
だけど悔やんだって、悩んだって意味が無い。
万次郎
「タケミっち、頭にうんこのってっけど大丈夫か?(笑)」
ドラケン
「うっわー、汚ねェぞタケミっち(笑)」
万次郎
「にっげろ〜!ほらAもっ!」
A
「えっ?…っわ、」
手を握られて立たされたと思いきや
そのまま引っ張られて一緒に走る。
後ろから待てよーー!というタケミっちの
ちょっと情けない声が遠くなった。
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ヨイ(プロフ) - 昨日出会って2日で読み終わってしまうくらい素敵な小説でした💕原作沿いのものを求めていたので出会えて光栄です、これからも応援しています🫣🫶 (2月7日 21時) (レス) @page22 id: dc570a52d3 (このIDを非表示/違反報告)
8(プロフ) - バナナさん» バナナ様コメントありがとうございます!頑張ります😸🫶🏻 (12月25日 9時) (レス) id: 12cadc1988 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 毎回毎回楽しみに待っています!!頑張ってください! (12月23日 16時) (レス) @page12 id: c87282774c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃむねこ | 作成日時:2023年12月15日 19時