乱「誰が同伴するか、決まったよ!」 ページ18
ふと、いち兄がぼくの方に顔を向けた。
一期「乱!いたのか!」
乱「う、うん。いち兄が訴えてた辺りから。」
一期「ほぼ最初じゃないか…。ん⁉乱がいるってことは、主は…」
乱「あ、主さんの着替えなら済んだよ。あとは髪を結ぶだけ。」
清光「ど、どうだった⁉主、綺麗?」
乱「女神様みたいだったよ!」
長谷部「なんと…だったら尚更俺が同伴するしかないだろう。」
清光「なんで!綺麗だったなら俺が行くべきでしょ⁉」
一期「いや、ここは私が行くのが相応しいでしょうな。」
3人『……(怒)』
バチバチッ
んー…また喧嘩になりそうだな…。
あ、そうだ!
乱「ぼくに任せてよ!」
3人『え?』
乱「ぼくが主さんに、誰を連れてくのか聞いてあげる!」
長谷部「待て、俺も行く。」
清光「いや、俺だって!」
一期「……(そ〜っ)」
長谷部&清光『一期!何でこっそり出ようとする⁉』
乱「いいから、ぼくが聞いてくるから!大人しく待ってて!いいね⁉」
3人『…はい。』
一期side
それから数分後。
スパーン!
乱「聞いてきたよ!」
長谷部「そうか、俺か。さすが主。お目が高い。」
清光「全く、主ったら最初から俺を選んとけば良かったのに。」
一期「やはり主に釣り合うのは私だけなのですね、知ってましたぞ。」
乱「真面目に聞いて?(怒)」
3人『はいっ。』
乱は私達の前に正座して、私達の顔を順に見た。
乱「…主さんが連れてく予定の刀は、」
本丸全員が息を飲んで見守る。
心臓が煩い。背筋を嫌な汗が伝う。
果たして、主は3人のうち誰をお選びになったのだ…⁉
乱は、満面の笑顔で言った。
乱「ぼくだって!」
3人『………。
はあああああああああ⁉』
長谷部「おい貴様!いい加減なことを言うと許さんぞ!」
清光「溜めといてそれはあんまりじゃない⁉」
一期「乱、説明してくれるね?(混乱)」
乱「ん!なんか、巫女服が着崩れた時になおせるぼくが近くにいてほしいんだって。」
長谷部「だって貴様は背が低いだろ!」
乱「それは長谷部さん達が背が低いとダメだって言ってただけでしょ?主さんは別に背が低くてもいいって!」
清光「強いの⁉」
乱「失礼な。ぼくはカンストしてるよ!」
一期「みっ、乱はそれでいいのか?」
乱「いいよ!ぼく主さん大好きだもん!」
一期「私だって好きですよ!」
全員《皆知ってるよ。》
乱「ま、とにかくそういう訳だから!お土産期待してて!」
一期「乱ーっ!乱えぇえ!」
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リンリン(プロフ) - 銀河さん» 遅くなりましたが、感想ありがとございます!これからも頑張って更新していきます! (3月23日 12時) (レス) id: f528c3e1a1 (このIDを非表示/違反報告)
銀河(プロフ) - 受験勉強お疲れ様です!続きがとても楽しみです! (2018年1月21日 16時) (レス) id: 1c52cf51ca (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 凪花さん、感想ありがとうございます!楽しんでもらえて恐縮です…。更新は不定期ですけど、お付き合いください。 (2017年5月10日 19時) (レス) id: 280584da08 (このIDを非表示/違反報告)
凪花(プロフ) - 初めて読む刀剣乱舞小説がこんなに素晴らしいなんて…ますます沼にはまってしまいました。続き楽しみにしてます! (2017年5月8日 6時) (レス) id: 254f4e5b63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンリン | 作成日時:2017年4月3日 18時