9話 【重力使いと綺麗な蝶】 ページ9
中也side
俺は変な奴に異能のようなものでヨコハマから知らねぇ場所に飛ばされた。
まずは今いる場所が何処なのかをはっきりさせねぇとな。
周りを見渡すと、後ろの方向に大きな建物があった。
中「仕方ねぇ...あっちに行ってみるかァ」
俺はその建物へ向かおうとした。
すると___
中「...おい、誰だ?」
後ろに人の気配を感じた。
もしかしたら俺をここに飛ばした“彼奴”かもしれねぇ。
少し殺気を出しながら問いかける。
出てきたのは...
?「あらあら、見つかってしまいましたか...うっかりです!」
綺麗な蝶のような女だった。
?→し「私は“鬼殺隊 蟲柱”、胡蝶しのぶ。貴方が落ちてきていたので気になって見ていました!」
中「鬼殺隊...蟲柱...?聞いたことがねぇな...。俺は中原中也だ。」
し「あ、鬼殺隊は夜に出てくる“鬼”を倒す組織です!鬼狩りとも呼ばれていますね。柱というのはその組織で1番高い位の人達のことです。こう見えて私、結構すごい人なんですよ?」
オニ...?聞いたことねーけどな...
中「そ、そうか...」
し「私、実はあなたに聞きたいことがありまして!先程もうすぐで落ちそうになったときに、急に落ちる速さが遅くなったのは何故か分かりますか?」
...そうか、そういや見ていたって言ってたな。
中「...あれは俺の“異能力”だ。俺は重力を操ることができる」
し「...!そうなんですね、凄いです!...そういえば、貴方あの屋敷に向かって歩こうとしていましたけど、私の屋敷に何か御用ですか?」
中「あぁ、ここが何処なのかを聞きた...あれ手前の屋敷なのか!?」
で、でけぇ...
し「はい!私の屋敷です!私は少しすごい人ですからね!とりあえず屋敷に向かいましょうか。実は仕事が残っているので...」
中「おう...!」
◇◇◇
しのぶside
中「あれは俺の“異能力”だ。俺は重力を操ることができる」
...!重力を操る...凄いですね...。
異能力というのは初耳ですが...彼は鬼ではないようですし、血気術でもないのでしょう。
...それにしても、彼は何故あの時私の気配に気づけたのでしょうか。
あれは一般人では気づかないくらいなんですけどね...。
それにあの殺気。あんな殺気一般人では出せるはずがありません。
気になりますね...蝶屋敷で詳しく聞いてみましょう。
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水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - 柚木 京さん» 応援ありがとうございます!キャラについては了解しました!頑張ります! (2021年10月4日 19時) (レス) id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
柚木 京(プロフ) - いつも応援しています!文ストキャラについて私は太宰さんがやっぱりいいと思います!これからも応援してます!!頑張ってください! (2021年10月4日 19時) (レス) @page46 id: 6f70ba3c7c (このIDを非表示/違反報告)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - ひなとさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!!文ストキャラについては承知しました、もう少しコメントが来たら決めようと思ってます!これからも頑張ります! (2021年10月4日 18時) (レス) id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
ひなと(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!出してほしい文ストキャラなんですけど、私は太宰さんを出してほしいと思ってます!(旧双黒がみたい…!)更新頑張ってくださいね! (2021年10月4日 17時) (レス) @page46 id: 2ce6f0ea3f (このIDを非表示/違反報告)
水神 夕綺 * Yuki Mizugami(プロフ) - ヒメさん» ありがとうございますぅぅぅ...ヒメさんや他の応援してくださっている方が生き甲斐です...これからもよろしくお願いします...!! (2021年10月4日 16時) (レス) @page46 id: e89b5ec638 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水神 夕綺 * Yuki Mizugami | 作成日時:2021年9月21日 16時