今日もあの子は尊い

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国見side



「ちょっと待った！
何しれーっと練習に戻ろうとしてるんですか！？」

及「え、Aちゃんがボールくれたんじゃん！」

「そうでしたね！！」

なんかあっちで騒いでるな、
いいな俺もAと話したい

「今日はサポートに回ってもらいます
明日絶対に病院にいってくださいね」

及「さっきも聞きいた！」

国「Aー」

「はーい、ちょっと待って」

及「ちぇー暇だなー」

「後輩のプレー見てアドバイスしてください」

及「はーい」


「どしたの？あっきー」

国「突き指した巻いて」

「…冷やした？」

国「うん」

「じゃあ大丈夫」

国「え」

「嘘でしょ、突き指したって」

国「…そんなこと、ない」

「あ、目そらしたやっぱり嘘だ」

国「なんで分かったの？」

「突き指した時いつもならもっと酷い顔してる」

何それ、俺のこといつも見てるみたいな感じ
嬉しい

国「ごめん」

「寂しかったんでしょー！！可愛いなー！」

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