村瀬歩さん愛されます！ (ページ4)

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寂しい石川said ページ4

『村瀬さん！もう一回YouTubeでてくれませんか？』

村瀬「いいよ～」

一瞬で快諾してもらった。前回の評判が良かったから、、、というのは建前で、本音は[村瀬さんのを独り占めしたいから] に決まっている。

そうして来たYouTube撮影の日。怖すぎることで話題のホラーゲームをプレイしてみた。

村瀬「うわぁっ！！ヒィッ！！！」

案の定ビビりまくる村瀬さん。悲鳴の方に集中してしまい、俺はすっかり冷静である。あるあるだよね笑

村瀬「界人君、もうやめようよぉ(＞︿＜｡)」

涙目かつ上目遣いの村瀬さん。わざとやってんのかな

『ダメでーす』

村瀬「俺！先輩！」

『芸歴は俺のが上なんで〜』

村瀬「人生の先輩だよ!!もっと敬ってくれ!!」

『仕方ないですねぇ。じゃあ、止める代わりに1つお願いさせてくださいよ』

村瀬「おおっ！お願いなんて珍しいねえ〜。何してほ
しいの？」

『ハグですね』

村瀬「えっ」

『癒しが欲しいんですよ、お願いします。これでも遠慮してるほうですよ？」

村瀬「ん〜、わかった。【優しくしてね♡】」

『うわ〜=͟͟͞͞(꒪⌓꒪;)』

村瀬「おい」

『んじゃ、ハグ、させてもらいますよ。』

そう言って抱きつく。できるだけ優しく。

村瀬さんの体温、匂い、全部が愛しくて、思わず村瀬さんの方に顔をうずめた。

どれぐらいそうしていたのだろうか。

村瀬「俺、そろそろ帰らないとなんだけど､､､｡」

そう言われて、長い時間が経っていたことにやっと気付いた。申し訳ない。でも、

『いやです、帰らないでください』

思わずそう言ってしまった。嫌がられているだろう、と村瀬さんを見ると、何故か心配そうな顔をしていた。

村瀬「界人君、また来るから。悩みとかあったら、いつでも相談してね」

と言って村瀬さんは俺から慎重に離れ、帰っていった。

いつになれば、この想いを伝えられるのだろう。