イナシリ短編集 (ページ7)

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蘭ジャン【どんなに遠く離れても】ページ7

霧野視点

ある日、ワンダバにお願いをした。

「アーティファクトはある。中世のジャンヌの所へ連れて行ってくれないか？」

「…覚悟はできているんだな？」

俺は首を小さく縦に振った。

「…行くぞ。」

待ってて、ジャンヌ。

「着いたぞ。ただ、ここの辺りは警戒が高まっている。危険なことはしないように。」

「ああ、ありがとう、ワンダバ。」

俺は、牢獄の前に兵士が居ることは、想定済みだった。
だから、ここの構造を調べ、抜け道は既に見つけてあった。
俺はそこを通り、ジャンヌを探した。
3分程でジャンヌをやっと見つけた。

「ジャンヌ！」

「ランマル？どうしました？時代、間違えましたか？私、明日が処刑なんですよ。だから、もうランマルが探していた力は無いです…。」

「ジャンヌ、ここから逃げよう！」

「でも…。」

それだけ言い、ジャンヌは黙り込んでしまった。

……フランスを救わないといけない…だろ？
でも君は…

「君は確かにフランスの英雄だ。でも、それ以前に1人の女の子。自分のことも大切にして。あと、ジャンヌがあんな死に方するのは嫌。君の大事な人も同じだと思う。だから逃げて。」

ジャンヌはあのネックレスを握り、目を瞑った。
そしてジャンヌはそのままこう尋ねた。

「ランマルの時代のフランスは平和ですか？」

「行ったことは無いけど、周りの国と協力して、いい国だと思う。」

「では、私がここに居なくても、平和になるりますか？神様はこれを許してくださいますか？」

「俺にはわからないけど、ここまで神の声を信じてきたんだろ？神様に聞いてみな。」

ジャンヌ視点

「神様、私がこれから考えている行動はいいのですか？」
『ジャンヌ、君の意思を尊重しよう』
「神様、世界を導いて下さい」

私は神様にこう願った。

「ランマル、私は貴方と行きます」

私の意思をランマルに伝えた

「じゃあ、行こうか」

そして私達は、ランマル達が未来に戻っていった物の前に着いた。

「霧野！帰るぞ」
「ジャンヌ、乗って」

みんなで乗り未来へ向かった。

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あとはご想像にお任せします！
その後の小説書いてくれる人いないかな…