第二十話 カナホ ページ20
「ふあぁあ…うぅぅ。」
何とも間抜けな声を出しながら布団から這い出てきたのは、小鳥遊 菜穂、19歳である。
気怠い体を立たせると、両手を前に出し大きく伸びをした。
毎晩悪夢や金縛りにうなされ、恐怖感も倦怠感も無くなってきた。
慣れとは恐ろしいものだと最近よく思う。
部屋から出ようとドアに手を掛けたとき、視界の端に映った白に目を向けると紙が落ちていた。
“義姉ちゃんと私とゲームをしませんか”
相変わらずの特徴的な字で、書いた人物がユフであることを察した。
ということは、義姉ちゃんとはウイであるのだ。
「ゲーム…かぁ。」
8年程やっていないだろうか。
まだ目も覚めていないからいい目覚ましになるし、時間もたっぷりある。
少しの脳内会議の結果、ゲームに参加することにした。
楽しみな気持ちと差し入れの金平糖を持って、2人の部屋のドアをノックした。
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八月 葉月(プロフ) - えっと…テ、テンプレートに記入したいので、パスワードを教えてください。 (2017年10月29日 3時) (レス) id: 81c279f7b9 (このIDを非表示/違反報告)
円雪蘭馬(プロフ) - 終わりましたー! (2016年3月27日 11時) (レス) id: cc23638813 (このIDを非表示/違反報告)
円雪蘭馬(プロフ) - 更新しまーす! (2016年3月27日 10時) (レス) id: cc23638813 (このIDを非表示/違反報告)
あんやん(プロフ) - 更新終わりましたー (2016年2月24日 0時) (レス) id: 3a115c9a4a (このIDを非表示/違反報告)
あんやん(プロフ) - 更新させて頂きます! (2016年2月23日 23時) (レス) id: 3a115c9a4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:第二メカクシ団メンバー | 作者ホームページ:
作成日時:2015年11月16日 15時