文豪たちの観察日記 三冊目 【文スト】

地味で不細工な夢主が事故で眼鏡が外れたら美人だった日。*怜希様リク* ページ14

夢主と廊下の曲がり角でぶつかりました。




中島敦
「えっ…。あ、いえ、ごめんなさい。」
あまりにじっと見られたので貴女がすいません。と謝ると、彼も謝ります。
でも去っていく貴女の後ろ姿をじっと見ています。一目惚れですね。



太宰治
「君、コンタクトにしたら?可愛いんだから。」
言われ慣れてない貴女が照れると彼は眼鏡をとってきます。
ほら、無い方がいいよ。と。翌日コンタクトにした貴女に探偵社一同唖然とします。



江戸川乱歩
「あ、ごめん。ぶつかって。大丈夫?」
実は彼、貴女が本当は美人なこと、知っていたのですね。
だから前々からアプローチしていました。今ぶつかったのは貴女の顔が見たかったんですね。



芥川龍之介
「す、済まぬ。…では。」
そっけない態度でしたが、貴女がよ思いの外美人で驚いたのでしょう。
それからは貴女のことを意識して喋れなくなります。彼は意外と惚れっぽいんです。



中原中也
「悪ぃ、大丈夫か…?」
貴女の顔をのぞきこんで吃驚します。え、誰?みたいなレベルです。
彼が眼鏡を渡すと貴女は走り去っていきます。実は貴女は前から彼が好きなんですね。



ドストエフスキー
「すいません。怪我…は…。」
言いかけて唖然とします。自分が人違いをしたのかという程に。
貴女がごめんなさい！と土下座すると彼は慌てて立たせます。ここで意識が戻りますね。←



ゲスト

国木田独歩
「済まん。俺としたことが…！」
貴女に手を差し出したときに吃驚。とんでもない美人がいる。と。
貴女はすいません。と謝って書類を持ち、去ります。彼は硬直します。



末広鐵腸
「済まない。…眼鏡が…！」
眼鏡を拾い貴女に渡すとき、見てしまいました。
貴女の本当の姿を。思わず可愛い…。と言うと貴女がえ?と返すので慌てて立ち去ります。

地味で不細工な夢主がイメチェンして街を歩いていて、文豪に会った日。その1*怜希様リク*→←夢主がドストエフスキーと付き合った日。

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