【ONE PIECE】｢正義｣を背負いし者3【海軍】 (ページ37)

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134話ページ37

海楼石に抵抗できない麦わらのルフィを檻の外から嬉しそうに見るシーザークラウン

ｼｰｻﾞｰ「仲間か？麦わらのルフィ

シュロロロロ…さすがにお前の仲間はしぶといなぁ！だが、やがて息も切れ…ガスにやられる！！

やがて広がる何も生きられないシノクニ！！

この研究所の外にいる連中はもう誰一人生き残れやしない！！」

男の声が響くと、ガタンと檻が傾いた

ｼｰｻﾞｰ「お前らもな…！」

突然の衝撃により視界が揺れた

慌てて外を見れば、目の前の壁は開き、何かの機械でこの檻が外に出されてるようだった

1面の銀世界が広がっているが今は楽しめる余裕などなさそうだ

ｼｰｻﾞｰ「この殺戮兵器シノクニの前には4億の賞金首も…海軍の中将も…最強となった実験体も…王下七武海でさえ何も出来ないと世界に証明してくれるわ！！」

檻が完全にが研究所外へと出されると、後ろの壁は閉まり始めた

ｼｰｻﾞｰ「リジーボーデン…お前の細胞もたんまり貰ったからな。お前ももう用済みだ」

その声とともに壁は閉ざされ、この檻は完全に外で孤立した

散々言われ、最悪な過去を思い出させたんだ

何としてでもアイツは殺しに行く

「あ！！スモやん！！」

「たしぎちゃーーん！！」

「Aちゃん！！！」

下にはまだ中へ入れていないG-5の部下たちがいた

こんな状況でなければこの風景を楽しみたかったものだ

「全員掴まったママだ！！ダメだ！！」

「畜生、みんな殺されるんだ！！」

たしぎ「みんな…」

たしぎ大佐は心配そうに部下を見た

「俺たち一体どうなるんだよ！！」

「死にたくねぇよ！！」

たしぎ「……」

ｽﾓｰｶｰ「ヴェルゴ基地長の話でもしてやれ、たしぎ…」

あと少し力を入れれば、この手錠も壊せる。少し時間はかかったが…

私は周りにでんでん虫がいないか探し始めた

手錠を壊すところを見られてはいけないからな

ﾌﾗﾝｷｰ「しかしよく出来た研究所だ」

ロビン「大きな機材も運べそうね」

たしぎ「こ、こんな時にあなた達！！」

勝手に諦めているところ悪いが、私も麦わらの一味ほどの余裕はもっている。諦める理由も焦る理由もまだない

ルフィ「よーし、とにかく困ったな！！」

ロー「ヴェルゴの登場は想定外だったが…麦わら屋、俺達はこんな所でつまずくわけにゃいかねぇんだ…作戦は変わらず…今度はしくじるな…！

反撃に出るぞ」

ルフィ「反撃するって？」

ロー「ああ…さっさと片付けよう…！」