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118話 ページ21

「ドォォォォオオオオオオオン!!」



マゼラン…インペルダウンの副所長か


2年前までは署長だったが、麦わらのルフィ含めた罪人達の脱獄により副所長へ降格した男


…しかし、あの男の強さは破格だ。あの男から逃げきれたことが麦わらのルフィの強さを指してる…?



「あの野郎!!よくも俺たちのマスターに!!」


シーザー「手を出すな雑魚共!!」


「え?ざこ?聞き間違いか…?」


ルフィ「ゴムゴムのォ!」


シーザー「ガスタネット!!」



カスタネットをタンっと叩くと、麦わらのルフィが爆発に巻き込まれる


空中から落ちてくる麦わらのルフィが見えた



シーザー「スマイリーズ!!麦わらに纒わり付け!!」



スマイリーズと呼ばれた紫色のスライムは麦わらのルフィにまとわりついた


…やはり、アイツが作ったものだったか



シーザー「消しとべ!!ガスタネット!!」



再びカスタネットが叩かれる。スライムごと大爆発を引き起こした


爆風により吹雪が舞った


ガスを含んだあのスライムにより爆発はより大きなっていた。当たったらひとたまりもないだろう



シーザー「シュロロロロ…」



ニンマリと口角を上げて笑うシーザークラウン



ルフィ「わー危なかった。スゲー爆発」



その男の後ろには倒したと思っていた麦わらのルフィがいつもの様に立っていた



シーザー「え?!」


ルフィ「ジェットスタンプ!!」



尽かさず攻撃を食らわせる麦わらのルフィ



シーザー「ぐほぉ!!」



シーザークラウンは麦わらのルフィの蹴りによりそのまま吹っ飛び、地面にたたきつけられる


叩きつけられたシーザークラウンの上には麦わらのルフィが馬乗りになっていた



ルフィ「よォし!!今度こそ捕まえた!!」



この状態を見れば勝敗は一目瞭然だ


…2年で相当つよくなっている。いまのこの男に勝てるのか…



ルフィ「ロビン!!フランキー!!こいつ入れとくモンねぇかな!!ロギアだから縛ってもよー!」


「おうおう待て!!麦わら!!そいつの身柄は海軍G-5が貰うし、お前らも逮捕だァ!!」


「スモーカーさん、麦わら達がシーザーを!」


スモーカー「……」



部下に話しかけられたにもかかわらず、そこから動こうとしないスモーカー



A「スモーカー?」



さっきから様子が変だ。何か…



ルフィ「あっ!!」



考え事をしていると、麦わらのルフィの掠れた悲鳴のようなものが聞こえた


すぐにそちらへ目をやると、彼は自分の首を手で押さえ付けていた

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作者名:ToaRin | 作成日時:2019年11月4日 1時

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