115話 ページ18
ルフィ「う、受けちまった…あれ、海楼石だった！！メガネのやつこんなに強くなったのか？！名前はえーと…」
ｽﾓｰｶｰ「スモーカーだよ！！」
ルフィ「ええ？！」
目がとび出そうなほどの驚き方でスモーカーとたしぎ大佐を交互に見る麦わらのルフィ
イマイチ状況が掴めていない様子だ
ロビン「ルフィ！きっとローの仕業よ」
ルフィ「え？！ああ、入れ替わりか？！道理であっちが弱くて！こっちがじゃあ…
お前…！ケムリンかっ！！」
そういった刹那、ドっと笑い転げた麦わらのルフィ
ゴロゴロと地面を転がっては腹を抱えて大声で笑い声を上げた
スモーカーは麦わらのルフィのその姿に額に青筋を立てた
…なんなんだこの茶番
ｽﾓｰｶｰ「何がおかしいんだ！！」
ルフィ「うおっ！！」
怒りの攻撃も麦わらのルフィには届かず、避けられてしまう
ルフィ「ギア2！」
彼がそう叫んだ瞬間、私の目では捉えきれないほどの速さでスモーカーの近くまで移動していた
速い…！確実に腕を上げてきている…！
想定外の速さにスモーカーも怯みを見せた
ルフィ「じゃあ戦いはまた今度だ！！本気出せねぇお前となんて戦ってもしょうがねぇしな！！」
ｽﾓｰｶｰ「生意気言うな！！」
勝手なことを吐き散らし、スモーカーの反感を買う麦わらのルフィ
スモーカーは怒りの蹴りをお見舞しようとしたがそれさえ避けられる
麦わらのルフィがいたずらに成功した子供のような表情をみせると、その背後で突如爆発が起きた
「扉に穴が！」
「なんだァ？！あいつは！！」
「レーザー？！」
ﾌﾗﾝｷｰ「がはははは！！ルフィ、ロビン！！扉破ったぞー！！突入だー！！」
ルフィ「うわーっ！仕事はぇなフランキー！」
機械の男がレーザーのようなものを放ち、今までビクともしなかった扉に穴を開けていた
…なんて破壊力だ。あの男は核兵器かなにか搭載されてるのか？
破壊された扉の方へ優雅に歩いていこうとする麦わらの一味
無傷で通すわけないだろう…！
刀を取り出し、ニコ・ロビンに斬り掛かろうとした刹那
「Aちゃん！！アレ！！」
近くにいたG-5の男が私を呼んだ
「すもやん！！船が！！」
「なんか様子が変だ！！」
ｽﾓｰｶｰ「あ？！」
その声に釣られて所々から声が上がった
私は促されるように船を見る
船の上部ににはスライム状の紫色の液体がまとわりついていた
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作者名：ToaRin | 作成日時：2019年11月4日 1時
