75話 ページ28
激しい銃声の後、私のいた地面は抉れ、煙だたちこめた
「い、いねぇぞ！」
「どこ行きやがった！！」
男たちが困惑している中、私は空中から奴らに銃を向けた
撃たれるのと同時に上へ高く飛んだせいで、奴らには見えなかったようだ
「ﾊﾞﾝｯ！！」
「ぐあっ！」
まずは1人
「上だ！！！」
地面へ崩れていった仲間を見て私の場所を特定した男
しかし、それがわかった所でもう遅い
「ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ！！！」
次々放たれていく銃弾は確実に奴らを貫いていた
私が地面に足をつける頃には、立っている人間は私以外に1人だけだった
「き、きいてねぇ…」
男は腰を抜かして、その場に座り込んだ
A「あらあら、怯えちゃって可哀想に…」
踵を鳴らしながら男に近づく
A「
からになったハンドガンを捨てると、カシャンと音を立てて地面を跳ねた
A「あ、そうそう。名乗り遅れてごめんさい
私のことは
私はいつもの笑顔で男の足元で言葉を潰した
「ﾊﾞﾝｯｯ！！！」
モスキートーンが帰ってくる甲高い音が耳を通り抜ければ、目の前には頭の風通しの良くなった男が転がっていた
銃撃戦のせいか、会場は騒がしくなっていた
…子供たちが危ないな。首尾よく行こう
私裏から走って壇上へ登った
階段をかけ上ると、眩しい光に包まれる
「＿＿＿＿＿動くなっ！！」
眩しいひかりに目を細めると、男の声が広さのある会場に響いた
その声にゆっくりと目を開く
目の前には大量の武器を持った男たちがいた
A「……」
「商品が逃げ出していいと思ってるのか」
A「……」
「全く…大目玉になるはずだったのに…上等なのが久々にきたと思ったら、処分することになるとはな…俺は悲しいよ」
主催者っぽいその男は勝手に淡々と話し出した
「さて、そんなお前にはここで見世物になってもらう。最後に言いたいことはあるか？」
私に向けられた銃口
わたしはそれを一瞥してから客先を見た
ざっと100人か…よくもまぁこんなに変態共を集められたな
A「これはどう言った売買なの？」
「子供を嬲って遊ぶ変態か、子供に人を殺させて喜ぶクソ野郎どもさ」
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ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ベルモットさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。そう言っていただけるととても励みになります！続編のもありますのでそちらもよろしくお願い致します。 (2019年12月25日 22時) (
レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - イメ画に惹かれて読み進めているベルモットです。個人的に、好みな夢主でした。 (2019年12月25日 14時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ぴのさん» コメントでのご指摘ありがとうございます！後で修正しておきます (2019年9月28日 8時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 59話でゾオンがゾーンになってます。 (2019年9月27日 23時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - 明煌羅さん» コメントありがとうございます！この絵には結構時間かけたのでそう言って貰えて凄く嬉しいです！Twitterのほうにもう少し画質がいいのを載っけています！そちらもぜひご覧になってください！応援のお言葉凄く嬉しいです！これからも続くのでよろしくお願いします！ (2019年9月22日 16時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ToaRin | 作成日時：2019年9月21日 20時
