26話 ページ28
パンクハザード、シーザークラウン…ジョーカー
そして、王下七武海であるトラファルガー･ロー
本部に海賊の心臓を100個送り、王下七武海となった狂人
…全く、今に始まったことではないが面倒事に巻き込まれそうだ
パンクハザード、何としてでも行ってやる
毛布を食堂へ運びながら眠気に負けない私の脳は昼間と同じ速さで働いていた
…しかし、問題はこれを上へ報告するかしないかだ
あのとんでもないグリンゴは確かに頭はいいが、確実に馬鹿だ。それも、どうしようもない阿呆
自分以外の人間が全員下だと思っているナルシストは治療しようがない
すぐにでも潰したいところだが…上に報告したらバスターコールでもしそうだ。あそこには秘密が溢れかえり、厄介者のシーザークラウンはすぐにでも始末したい。お上様はそう考えてるはず
トラファルガー･ローを泳がすということが頭から消えるだろう…そんなのゴメンだ。私の努力が水の泡になることは避けさせてもらう
なら、報告は遅らせるべきだな。しばらくはなんの成果も得られていないということにしておこう
上手く行けば、四皇も芋ずる式で引きずり下ろせるかもしれないんだ。大事なチャンスを無駄にさせない
私は政府の犬だが、それ以前に海賊が大嫌いなんだ
地獄の底へ落とせるのなら、手段など選ばない
私は胸にかけていたペンダントを触り、裏についている小さなスイッチを押す
…これは、超小型改造でんでん虫だ。ペンダントの中に内蔵されていて、スイッチを押すと自動的に本部につながる
向こうでは誰かが取らなくても自動音声録音機能が備わっているため、心配入らない。留守電のように再生できる
ペンダントを確認すると私は息を吸い込み、声帯から声を奏でる
そしてそれは美しい波長となり、メロディーとなり、歌に変わる
他人ではは理解できない言語は歌詞に乗せられ、空気中に漂う。そして、ペンダントの中に内蔵されたでんでん虫が音を吸収していく
ほんの少しの時間だ。ハミングだと思われるほど短い歌はすぐに歌い終える
録音された歌を元に向こうが解読してくれる。私の作った音の表を元に…ね
スパイ中であっても敵からバレずらい報告方法だ
報告し終えたら、毛布を持ち直して元の場所へ戻って行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - †NANA†さん» 訂正ありがとうございます。後ほど修正させていただきます (2019年10月29日 22時) (
レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 「ルフィ」であって「ルフィー」ではありません。 (2019年10月29日 22時) (レス) id: 9d78a5537a (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ばりおさん» 応援のお言葉ありがとうございます！まだまだ続きますのでよろしくお願いします！すっごく嬉しいです。お付き合い願います！ (2019年9月14日 19時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ばりお - これからどうなるか気になります！更新頑張ってください(*´∀`)♪応援してます♪ (2019年9月14日 19時) (レス) id: 1a062a0ebf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ToaRin | 作成日時：2019年8月23日 20時
