24話 ページ26
大きくいびきをかきながら床に雑魚寝する船員たち
A「……」
そして、あまりにも意外だったのは一杯しか飲んでないのにすやすやと寝ているトラファルガー･ローの姿
…まさか、下戸なのか？さすがに寝たフリじゃないか？
私は疑われているんだろうか…寝たフリだったら後を付けられる可能性がある。私はトラファルガー･ローの頬を指でつつく
反応はない…今度はつまんでみるがなんの反応もない
仮に寝ていたとしても、あまりに不用心な気がする。トラファルガー･ローという男はもっと警戒心の強い男だと思っていた
…そうだな、寝たフリでもいいように何か言っておこう
「…このままだとみんな風邪ひいちゃうよね。毛布どっかにないかな…」
私はそう言って廊下をパタパタと歩き始める
船の窓ガラスを見ると、今は船が浮上しているようで月明かりに照らされる水面が見えた
私はとにかく片っ端からドアを開けていくことにする
行ったことの無い部屋を覗き「布団、無いなぁ」と惚けたような声をあげては船を詮索していった
…今のところ、気配は感じないがあの男なら能力を使って私の五感を範囲内だけ働かせるとか出来そうだ
とにかく細心の注意を払って行動しなければ…
最初から怪しまれるのは非常に危ない。やろうと思えば見聞色の覇気も使えるがそんなの使ったら敵にもバレる
ひたすら探していくが、それっぽいところなんてまるて見当たらない。船員の私物やオペ室、治療器具を管理する場所、紙などがある場所がなかなかない
海路でもいい…何かないのか
各部屋に入り、毛布らしきものを探すように探索し、毛布を見つけたら回収しながら部屋を探っていた
「ｶﾞﾁｬｯ」
何個目かの部屋、開けた先は今までの部屋とは大分異なっていた
紙の山、資料の束、乱雑に放られたファイル
…トラファルガー･ローの部屋か
下敷きになっている紙にホコリが被っている様子はないため、最近の資料ということになる
机の隅を指でなぞると、ホコリっぽくはなかった
棚の中を見ると、中には情報の詰まった資料が押し込められた
押し潰された紙の質感も新しいため、ここ数日で新しいことに手を出そうとしているようだ
…やはり、何かしでかすか
私はその中から1番上の紙をとり、内容を見ようとした
…「パンクハザード」？
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ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - †NANA†さん» 訂正ありがとうございます。後ほど修正させていただきます (2019年10月29日 22時) (
レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 「ルフィ」であって「ルフィー」ではありません。 (2019年10月29日 22時) (レス) id: 9d78a5537a (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ばりおさん» 応援のお言葉ありがとうございます！まだまだ続きますのでよろしくお願いします！すっごく嬉しいです。お付き合い願います！ (2019年9月14日 19時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ばりお - これからどうなるか気になります！更新頑張ってください(*´∀`)♪応援してます♪ (2019年9月14日 19時) (レス) id: 1a062a0ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ToaRin | 作成日時：2019年8月23日 20時
