【テニプリ】レズで何が悪い！！4【立海】

155話 ページ16

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くるま様(@kuruma_kurukuru)がファンアートを書いてくださいました！本当にありがとうございます！！めっちゃうれしいです！！


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A「うわっ」



前を歩いていた千歳さんが急に止まった



A「い、いきなり止まらないでくださいよ…」


千歳「あー…すまんばいね…」



千歳さんはそう言うと前方を指さした


私は疑問に思い、彼の指の先を見た


そこに居たのは、黄色いジャージを着た男



A「や…柳先輩…」



柳蓮二がいた


…なんで今なんだ



柳「…四月一日」


A「あ…」



彼は私の名前を呼んだが、そこから先の言葉が私の耳に届くことは無い


…今何か聞いたところで私の中で彼のイメージが変わることなどない



千歳「よかと？」


A「え？」


千歳「話したいんやなかと？」


A「…私は」


千歳「なんか思うことはしれん…ばってん、言わんば後悔するんやなか？」


A「……」



この人は…この人は、人の真意を見抜くのが上手いんだ


だからこうやって、私の心を直接覗いているみたいに直ぐ理解出来る


羨ましい限りだ



柳「四月一日、昨日は



…悪かった」


A「……」



珍しく、柳先輩は目を逸らした



柳「基本的、お前の行動は予測不可能で、昨日も突然のとこで…セーブが効かなかったんだ。」



反省しているようだった


そんなの見てわかるけど、許せるかと聞かれたら首を横に振るだろう



A「…昨日聞いてきたことは……本心ですか？」


柳「ああ」



彼は反省したと言ったけど


彼の心が変わったわけじゃない


柳先輩の私に対する目が好奇から変わることなんてない


だから、これで十分だ



A「…なら、それで結構です」


柳「……」


A「私は柳先輩の昨日の行為は…やっぱり許せないです。


でも、これでいいです。貴方が反省したという事実があるなら」



今後、こういったことはないでしょう？



そう付け加えて、千歳さんの手を引いた

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