80話 ページ35
「おいやめろジロー！四月一日が困ってるじゃねぇか！悪いな、四月一日」
A「宍戸先輩…」
「こんにちは、四月一日さん」
A「鳳さんまで…」
氷帝メンバーがぞろぞろと集まってくる
そんなに話してないのに、話しかけてくれるんだ…
みんないい人ではあるんだろうな
何故か他人事のように氷帝の部員達を眺めていた
鳳「日吉君！日吉君も四月一日さんと話さないの？」
少し離れたところにいた日吉さんにも声をかける鳳さん
日吉さんは一瞬こちらを見てから、目を逸らした
日吉「俺はいいです」
宍戸「は？なんでだよ。おまえ四月一日と話したがってたじゃねーか！」
日吉「なっ？！そんなこと言ってません！！」
変なことであーだこーだと口喧嘩が始まる
日吉さんか…全然話してないな…
話す気は無いけど
「おいてめぇら！！練習再開するぞ！チンタラしてんじゃねぇ！！」
怒鳴り散らすように大声を上げたのは、跡部。時間の経過につれ、彼は物凄く怒りのボルテージが上がっていた
向日「うわっ…跡部のやつ相当怒ってんぞ…」
白石「嫉妬なんてらしくないことするなぁ…跡部君は」
苦笑いで去っていく部員の話しが耳に入る
…嫉妬？跡部が？
…私と他の人が楽しそうに話してるのみて嫉妬したとか？いや、ちょっと舞い上がりすぎてるかな？
「四月一日さん」
A「樺地くん…何か用かな？」
樺地君は跡部に仕えているから私もよく話していた。前までは苦手だったけど、今では大分話せるようになった
樺地「跡部さんは四月一日さんのことを心配してします。あまり跡部さんを責めないでください。」
A「…わかってるよ。跡部が優しいのはずっと前から知ってた。だから、優しい跡部に傷ついて欲しくない」
樺地「四月一日さん、跡部さんは優しいですがそれ以上に…
強い気持ちを持っています。そんなに貴女が自分を責める必要はありませんよ」
A「……」
…情けない
他人から慰められるなんて
跡部のこと、なんにも分かってなかった
A「樺地君、ありがとう。ちょっと頭冷やすよ」
樺地「偉そうなことを言ってしまい…すみません」
A「そんなこと気にしないでよ。私たちに同じ年じゃん…ありがとね。跡部の所行ってあげて」
樺地「…ウス」
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spark(プロフ) - ToaRin.人形劇の人形師さん» 探しましたがこのアカウントは存在しないと表示されました…。何故でしょう (2019年3月31日 18時) (
レス) id: 394661b33d (このIDを非表示/違反報告)
spark(プロフ) - ToaRin.人形劇の人形師さん» ありがとうございます！探してフォローしますね！ (2019年3月31日 18時) (レス) id: 394661b33d (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - sparkさん» https://mobile.twitter.com/doll1124vtoarin (2019年3月31日 14時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - sparkさん» コメントありがとうございます！読みやすいと言っていただけて本当に嬉しいです！描写は結構頑張っているので、とても励みになります！本当にありがとうございます！Twitterで探したというのは、アカウントのことでしょうか？アカウントでしたらURLを貼っておきます (2019年3月31日 14時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
spark(プロフ) - 初めまして、sparkです。いつも面白く読ませて頂いてます！夢主が父親に叩かれた時は、思わず父親にムカついてしまいました。背景描写も書かれていて、読みやすいです！これからも更新頑張ってください！(追記:Twitterで探したのですが見つかりません…) (2019年3月31日 13時) (レス) id: 394661b33d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ToaRin | 作成日時：2019年3月10日 0時
