【テ二プリ】人気者と嫌われ者【立海】

79話 ページ32

織語「え、もう終わったの？早いね！！」


織語は、真面目に驚いているが、口角が少し上がっている


まぁ、そうだろうな


そして、次の言葉を紡ぐ際に、織語は笑ってこういった


織語「あ、もしかしていっつも1人でやってたりする？私もいつもやってるけど…やっぱり経験の差なのかなぁ？でも、道野さんは私より歴長いのに、ちょっと遅いよね。


もしかして、道野さん…休んでた時期とかあるの？ブランクとか？まさら、サボってるわけないもんね。」


その言葉に、篠崎さんは方をビクつかせ、道野の手が止まった


ビンゴだね。と言わんばかりに、織語は道野を一瞥し、私に笑顔を向けた


それに応答するように、私も笑う


九条「…塩分補給の為にも、はちみつレモンとか作って貰っておいた方がいいんじゃないの？」


空気をかき消すように私が声をかければ、織語が答える


織語「それいいね！今日は、塩分チャージとか配っておいて、明日以降からそれも準備に入れておこう。篠崎さん、頼める？終わったら、そっち手伝うから」


篠崎「う、うん！わかった！！」


篠崎さんは嬉しそうに、奥の冷蔵庫まで走っていった


道野「＿＿＿＿＿…」


小さく呟いたその言葉を私は聞き逃さなかった。


…さぁて、これからが楽しみだな

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