【テ二プリ】人気者と嫌われ者【立海】

71話 ページ24

＿＿＿当日


九条「あぁ…」


本当に、来てしまった。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿


数日前


幸村「…ということで、青学と氷帝、四天宝寺と合同合宿を行うことになった。夏休み期間1ヶ月使ってやるから宿題は忘れないようにもってくること。それから＿＿＿」


幸村先輩がつらつらと合宿についての説明を述べる


一応、一時的な立海のマネージャーとして合宿に参加することになった私


…今更だけど、氷帝くるのか


あの人に会いたくないんだけど


幸村「今回の合宿所は、跡部の別荘ですることになった。設備バッチリだから、気にすることは特にないってさ。」


…まじかよ


よりにもよって…最悪としか言いようがない。


幸村「あと、青学から2名のマネージャーが来るって言ってた。四人もいれば足りると思うけど、無理はさせないように。同様に、マネージャーも無理しないようにね。」


織語「へーい」


うわ、嫌な予感がする


絶対やばい夏休みになる。断言しよう。


必ず私は後悔する、と


…もういいや、あとは未来の私に全部任せよう


どうにでもなれ


＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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＿


私は、メイド長にかりたスーツケースを運び、跡部邸までの専用バスに乗る


織語「あ、九条おはよう！」


九条「織語…おはよう。」


織語「元気ないね？楽しみで寝れなかった？」


九条「織語じゃないんだから、そんなことあるわけないでしょ…」


少し呆れつつ、えへへと笑う織語に微笑む


この間くじ引きで決めたバス座席で、私は窓側の席になった


そして…


「お、ちゃんと来てるぜよ」


隣は、仁王先輩だ


…なんてことだ。本当に、なんて事をしてくれたんだ。


何故、よりにもよってこの人なのか


ちなみに、織語の隣は幸村先輩


絶対、なんかヤバい力使ったでしょ。神に愛されすぎてるんじゃないの？


もう少し、私に味方してくれたっていいじゃないか


仁王「なんじゃ、そんな不満そうな顔してもいいことないぜよ」


九条「不満そうな顔なんかしてませんけど」


仁王「態度がもう不満そうじゃき」


九条「そんなことありません」


仁王「頑固やのう…」


こんな不安しかないスタートで合宿までの道のりは、始まった

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