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校舎裏の駐車場は教室からよく見える


いい観客席だ


ベル「アレで宜しいんですか?」


A「えぇ、もちろん」


____________
______
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東城「花橘さん。貴女、勝生さんに逆恨みしてるわよね?」


花橘「東城さん、言いがかりはよしたら?」


東城「言いがかり?勝生さんの机に死ねって書いて、靴に泥を入れて、委員長の財布を盗んだ濡れ衣まで着させようとして…他に何があるって言うのかしら?」


花橘「なんで、逆恨みなワケ?意味わかんない」


東城「先日、織語さんに告白した男子は貴女の彼氏だったわね。その彼氏が織語さんに告白するから別れてくれーって言われたんでしょ?」


花橘「………」


東城「で、告白して断られて…織語さんが憎くなったんだよね?仕返しをしようにも、織語さんには手を出せない。バレた時、怖いからねぇ…だから勝生さんに手を出した。当たりですよね?」


花橘「っ………」


見事なまでの推理力に花橘は怯んでいた


全て、見抜かれていたのだから


花橘「なんで、東城さんが口を出すの?」


東城「あら、認めるのね。そんなの当たり前じゃない。織語さんは神様。勝生さんと銉葉さんはその隣に立つ同等なレベルの持ち主。私は織語さんが好きだけど、あのお方の悲しむ顔は見たくないのよね。」


え、いつの間に私そんな昇進してたの?


前は空気のように扱ってたのに


東城「まぁ、人それぞれ魅力があるのよ。勝生さんにもね。生憎、私は勝生さんのスケートを見て惚れ惚れしちゃったわ」


見てたのかよー!!恥ずかしい!!多分、私の初の大会の時だな…


東城「あら、話がそれちゃったわね。とりあえず、今後一切、勝生さんには手を出すな。」


花橘「アンタには関係ない!!」


東城「私が口出してる時点で関係あるでしょ?大体ね、彼氏が織語さんに告白するのなんて、貴女と別れるための口実と言っていい程なのよ。気の強いあなたはもう、うんざりだったみたい」



花橘「うるさい!!!何もわかんないくせに!!」



東城「そんな声を荒らげて、レディーたるもの恥ずかしくないの?それにね


そんな自分勝手で迷惑しかかけられない頭の悪いクソガチの気持ちなんかミリたりとも分かりたくないわ。


手紙を送ったあの子の方が余程礼儀があって素晴らしい品のあるレディーね」


花橘「は?」


東城「それでは、さようなら。花橘すみれさん」


そこに花橘を置いて


風のようにさっていた東城


涼しい風が吹いた

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てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか? 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年6月30日 0時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ToaRin | 作成日時:2017年6月29日 23時

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