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思いついたように言われたが、どうってことは無い
A「私は別にいいけど、その噂を流してたら2人は黙ってないし何100倍にもなって帰ってくるよ。先読みくらいしたら？」
私の挙動は変わらない
八月一日は怒りを顕にしている
遼真「俺をこんな目に合わせたのはお前が初めてだよ…」
A「そう」
それだけ言うと、八月一日は1度だけこちらに顔を向けたが、悲しそうな顔をして教室から出ていった
「ガラガラガラ」
ベル「私の負けですね」
A「私に勝とうなんて十年早いわ」
ベル「いけると思ったんですけどね…」
A「無理にきま」
＿＿＿世界が歪んだ
＿＿＿あったはずの者がピタリと止まり、
＿＿＿ゲーム的にいうと、セーブしてゲームを終わらせたゲームの中の世界
＿＿＿なーんちゃって！
「やぁ。こんにちは」
「自分のセリフに「」がつく日が来ようとは…ビックリだね。変な感じがするよ」
「あぁ、もちろん君たちに話してるからね」
「夢に溺れたいかわいー子とか、気まぐれでこーんな長くなりそうな話を見てる人とか……わざわざ見てきてくれてること、嬉しく思うよ。いつもありがとうね」
「あ、自己紹介はね…うーん。そうだなー」
「人形劇の人形師…とでも言っておくよ」
「僕は人形師で、劇の中で自由自在に人形を操れる」
「自分の思ったとおりに」
「でも、劇っていうのはさ、一つじゃないんだ」
「忘れちゃいけないのは、人形師も見られているってこと」
「劇には観客がいて、どんな視点からも見えていて、全てが見えている。」
「人形師も含めて」
「そういう人がいるっていうことを忘れずに劇を考えて作らなきゃいけないんだ」
「…これで、大体わかったかな？」
「とりあえずさ、簡潔に言うと、今回の話」
「なーんか、ギャグにぶっ飛んでるよね」
「理由としては、まぁ色々あるんだけどさ」
「一回メタ発言しちゃたよね」
「あれって、僕の劇ではちょっとNGだったんだけど…」
「今までのこと含めてさ、ぶっ飛びすぎてるよね」
「ちゃんと、Aちゃんに自覚して欲しくてさ。」
「都合よく進む時間も、どうでもいいところは飛ばして、すぐコロッとなにか始める」
「これ、基本だよね。現実じゃ有り得ないけど」
「あー。そろそろ文字数やばいな…」
「最後にひとつ言わせてもらうね」
「劇の中でも、外は案外見えてるんだよ」
「君たちは、見れば分かるんじゃないかな？」
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作者名：ToaRin | 作成日時：2017年6月29日 23時
