検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:11,587 hit

116… ページ23

午後3時


2人は突然やってきた


銉葉「おやつの時間だぞー!!大量に仕入れてきたから感謝したまえワトソン君」


A「誰がワトソン君だ」


織語「まぁまぁ、いいじゃないか。ワトソン君」


A「ワトソン君じゃねーし」


下らない会話を続けながら、出してきたのは


一番大きいサイズの袋5つにパンパンにつまったお菓子の山


A「………………どうしたん…これ…」


銉葉「ママンに言ったらお見舞金貰った」


織語「2人で貰った金合わせて買ったよ!」


自分の金を1円も使わない金持ち


銉葉「九條が勇利になってからは甘い物好きになったじゃん。お祝い兼ねて」


織語「そうそう。今まで甘党じゃなくて、4人の中でボッチだった九條を盛大に祝う会だよ」


なんで突然…


そっか…


…私が、昨日から凹んでるの…気付いてたのか…だから、こんな…


A「……………………ありがとね」


銉葉「いーってことよ。お菓子代なんか気にすんな」


…わざと気を使わないようにしているところも銉葉らしい


2人がわたしを気遣ってこういうことをしていることに対する感謝も本当に嬉しい


織語「…………あ、あのね!」


A「うん?」


織語「あ、なんでもない」


少し言葉に詰まってから止まり、織語は話すことをやめた


うん?


なに?突然?


…話したくないならいいけど


銉葉「ねーねー!!とりま、見なさい!!2人とも!!」


A「なに?」


織語「突然どうした?」


銉葉「これだよ!!これ!!」


銉葉は興奮しながら、スケッチブックを取り出してきた


ペラペラとページをめくると、その手を止めて、私たちの前に突き出してきた


A「あ、」


銉葉「そう!これ、九條のスケート衣装なのです!!」


そこには、ラフ画ではあるが


水色と白と黒を貴重とした美しいドレスのような衣装が描かれていた


織語「綺麗…」


胸にはアクアマリンがあり、輝いた宝石が散りばめられている


腰にはレインボークォーツが


黒のレース重なっていて、質感がしっかりとしていて全体がハッキリとする


本当に、綺麗


A「ありがとう…銉葉…」


銉葉「いやいや、これから作るから、もっと驚けよ!2人も!!」


晴れた、3時


甘い匂いと友に嬉しさが香った

117…→←115…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか? 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年6月30日 0時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ToaRin | 作成日時:2017年6月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。