【ユーリonICE】I look, and do you not understand it?【勇利成り代わり】

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なんともない日。


昼休み、銉葉は私の教室にとびこんできた


銉葉「あと2週間で中間テスト！！！」


勇利「うん」


いやいや。僕達死んだの中二だよね？


中１の内容は楽勝でしょ？


織語「普通にヨユーじゃね？」


織語は天才。


よく、テストの点で勝負していた。


全勝してたけど


勇利「ねぇ。僕って何点取ればいいと思う？」


銉葉「私は何点目標ですか？」


「「オール満点」」


銉葉「いけるかなー」


勇利「学力的には普通でしょ。大丈夫だよ」


銉葉「いやいや。もう、ここ来て3年経つからね。」


織語「基礎だよ？」


銉葉「英語嫌い」


「「じゃあ、やれ」」


銉葉「えーー」


織語「くじょ…勇利は満点でいいんじゃない？お母さん驚かしたれ」


2人には、勇利と呼んでもらうように頼んだ


まだ慣れないみたいだが


勇利「それもいいかもね。」


あだ名の方がいいのかな…？


元々名字で呼びあっているのは、皆名字のほうが呼びやすいから


だから、お互いの名字呼びに特に意味は無い


この際、名前で読んでもらうか？


ベル「いいんじゃないですか？」


あ、いつの間にいたのね


気づかなかった


ベル「嘘はいけないですねー。嘘は」


お前が言うな。


ベル「私のことは、話さないんですか？」


…言うけど、タイミングが掴めなくてね


ベル「…以外ですね。変に思われたくないから言わない、とかありそうだと思ったのですが…」


前世では霊感あったし、むしろ、2人は喜ぶと思うよ？


で、報告は？


ベル「失礼致しました。では早速」


実はベルに調査と許可を貰っていた


まず、調査は向こうの世界の二人はどうなっているか。


死んでいるとしたら、対処法も必要。そうじゃなくても、これは知っておくべきだ。


私が巻き込んだのだから


許可は、そのような調査を聞いて色々と試行錯誤を望んでもいいかという話


干渉もだいぶしてしまっているのに問題はないか


気になることはひたすら聞いてもらった


ベル「今のところ、向こうの世界とでは、時間のズレが生じています。」


ダメなことなの？


ベル「はい。絶対と言っていいほどダメなことです。時間のズレは、時空を歪めますからね。生の世界と死の世界で時間のズレがあると死んだ人間を転生させる時に、歪みが出てしまうんです…そうですね。例えるならば、ビーカーから水流すとした時、水が一定のラインを超えたら流れていた水は消失し、もう1度ビーカーに戻って流れ始める。こんな感じです」

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