94… ページ49
銉葉「へー、じゃあ遼真ってピアノ弾けるんだー」
遼真「小学校の頃やってたんだぜー」
帰り道、一方的に話を振る銉葉のトークは止まらなかった
本当に私と話してる時と口調違いすぎるだろ
ピアノね。前弾いてたなぁ
天津が弾きたいって言ってたから、ちょっと練習したらハマっちゃったんだよね
音楽室でめっちゃ弾いてたなぁ
私、コイツに勝てるんじゃ…?
ベル「今の主は余裕で勝てますよ」
マジか
遼真「そういえばさ、勝生くんは好きな子いないの?」
銉葉のトークは中断され、八月一日が突然私に話を振った
それなりにNGのものを
後ろの2人の熱気半端ねぇ
いてもいなくても「NO」としか言えないよね。これじゃ
勇利「えー…その手の話は苦手なんだけど…いないよ。」
遼真「へー…」
控え気味で言うと、睨みつけるような視線で私を見た
見下すような
疑いの目
この2人のこと好きだと思ってたんだろうな
本当は私も女だからね…
興味なさげな返事に見えたが、そんなことは無く
その後はその話が掘り返されることもなかった
何事もなく、帰宅した
__________________
_________
___
帰宅し、自室のベットに寝転がる
天井に貼ってあるヴィクトルの写真を見ながら
A「明日だね」
ポツリと呟いた
ベル「そうですね。負けですね。」
会話はすぐに終わったが、それで十分だった
回答を聞くには十分な会話だった
銉葉に貰った前世の写真が撒き散らされている
懐かしい写真はいまのことなど知らんぷりで、写真の中で楽しそうに笑っている
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ToaRin.774の人形(プロフ) - 華飛さん» ありがとうございます!!本当ですね。前作でも同じことをしてしまっていました…気をつけます。教えて下さりありがとうございました (2017年5月14日 0時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
華飛(プロフ) - とても面白いです、それ故にもったいない…!オリジナルフラグが…!消されちゃうので外してくださいねー! (2017年5月13日 15時) (レス) id: 9e2f5dbb6a (このIDを非表示/違反報告)
坂本ムサシ(プロフ) - オリジナルフラグ外れてないので、外して下さいね。 (2017年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 098600d6aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ToaRin | 作成日時:2017年5月1日 22時