【ユーリonICE】I look, and do you not understand it?【勇利成り代わり】

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銉葉「うーん、やっぱり今度からワックス持ち歩くかぁ」


A「いいよ別に。ピン留めあればいいんでしょ？」


銉葉「ワックスの方が好きなの！！私が！！」


A「お前かよ」


化粧道具は持っていたらしい(自分用ではなく、練習用)


ワックスは流石に持ってなかったか


代わりにピン留めで止めたが、ワックスと思った以上にあまり変わらなかった前髪が長かったし、


銉葉の技術により、アニメの勇利とソックリになった


銉葉「まぁ、銉葉さんの手にかかればこんなもんよ」


水道で数分でやってもらったものはびっくりするほどの出来だった


A「やっぱり銉葉はすごいね」


できる限りの精一杯の笑顔で笑った


つたわってらかな…？


銉葉「…うふぇっ……？！」


突然赤面する銉葉


A「え、なに？！」


銉葉「今勇利の顔なんだよ？！九條は！！照れるわクソ！！」


あー、なんだ…


ベル「なんで少し凹んでいるんですか？」


黙れカス


銉葉「もー！！早く戻ろっ！！」


私の腕をつかみ、グイグイと引っ張る銉葉は可愛らしかった


こういう所で女子力見せつけんのやめて欲しいな


A「うん…あ、ねぇ銉葉」


銉葉「ん？」


A「この世界から見た勇利はカッコいいのかな？」


銉葉「え？突然…？まぁ、普段はもさいよね。冴えない感じ。オールバックはバリかっこいい」


A「へぇー」


じゃあ、一回見せつけた方がいいよな


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銉葉「たっだいまー！！」


勇利「突然抜けてごめんなさい」


織語「あぁ、おかえ……り……」


「「「………」」」


お、いい反応


ちらっと銉葉を見るとニヤニヤとしていた


その顔はまさに「ざまぁみろ！！」と言った感じの顔だった


遼真「えっと……勝生くん？」


勇利「はい？」


惚けたが、その返事により僕が勇利と確信した人たちは一斉に目をそらす


ベル「人の反応見るのって楽しいですよね」


お前も結構ゲスだよな


織語「…再開しよっか。こっち手伝ってー」


銉葉「おいっす」


勇利「了解」

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