【ユーリonICE】I look, and do you not understand it?【勇利成り代わり】

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大会が終わった次の週


「テスト返すわよー」


テストの返却日


まぁ、自身はたっぷりだ


高校と違い貼り出されないので、満点とってもバレないバレない


「勝生さーん」


勇利「はい」


「凄いわね。」


勇利「ありがとうございます」


最初に返されたのは数学


点数は見るまでもなく、1に0が2つならぶ綺麗な点


これを見せたら母も流石に引くだろう


その日は全教科あったので、全教科返された


合計点数？


美術の50点満点(技能あり)＋五教科で


550点中550点ですね


A「いやー楽勝楽勝」


織語「くっそぉ…そんな…馬鹿な…凡ミスで一つだけ99点なんて……！！」


銉葉「なんで間違えたんだっけ？」


織語「参勤交代を参勤後退って書いた…」


銉葉「ギャハハハハハっ！！戻ってるぅ！！！」


A「今回は私の勝ちね…ところで、銉葉？」


銉葉「はい……」


織語「合計点数は？」


銉葉「…468点です」


A「二回目でそれはやばくないっすか？」


織語「アイス奢りな？」


銉葉「はい…」


世にいう平和な日常というものは早いものだ


これが普通なのかな？


…私が普通？


私は普通でいいのか？


常に私に付きまとう不幸


それは対価だと思っていた。


私が現実から逃れる対価


それは、幸せも同じなのではないか？


大丈夫なのか？


私が…幸せって…


これから先どこかで災いが…


ベル「心配することはございません」


ふとした時、ベルは隣にいた


ベル「主は私が守って見せます」


……そっか、それなら安心だね


ありがとう

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