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78… ページ32

シューズを脱ぎ


二人の元へと向かう


見てくれた


私が独り占めした


驚かせた


嬉しさと興奮が混じり合い


とにかく、会いたかった


曲がり角を曲がろうとしたら



「うわわっ」


A「あ…」


「大丈夫?ごめんね…って、さっきの凄い人!」


凄い人って…小学生か?この子?



「みんなで旅行来たらすごいもの見ちゃった!!ありがとう!!!サインを…」


A「いそいでるから、ごめんな」


それだけ言って、走り去る


「ぼ__は____ット___ラノン___!!!」


聞く気もなければ聞こうとも思わない


再び走りだし階段を登ると



A「ってぇ?!」


「ギャッ!!」


またか!!


誰かと衝突した


って、え?


A「銉葉…」


階段だった為、倒れ込む銉葉を咄嗟に支えた


織語「間一髪だね」


2人は目の前で、笑っていた


A「わっ…私!!どうだった?!」


あまりに必死だったため、織語に迫るような形になった


優しい笑になる織語は口を開いた


織語「ありがとね」


最初に飛んできたのは感謝の言の葉だった


A「え」


織語「私たちに届けようとしてくれたんでしょ。もう、わかりやすいんだから九條は」


銉葉「もちろん。すごかったよ!!やばいよ!!神ってる!!」


一気に褒めるものだから、顔が熱くなる


A「ちょ…ちょっとまって!!…恥ずかしいから…」


織語「可愛いな。死ね。」


A「なんで?!」


銉葉「恥ずかしい…なんて言葉…言ったこともなければ、思ったこともないよ…」


今までの数々の奇行を恥ずかしいと思ったことなかったのか…


恐ろしい…


A「フフッ。」


織語「なにー?どーした?」


ほんの少し俯き笑う私の顔を覗き込む織語


A「いや………楽しいね!!」



今まで以上の満面の笑


それに釣られたかのように2人は笑う


銉葉「つまらなかったら一緒にいないでしょ?」


織語「楽しいのが取得なんだから」


差し伸べられる二つの手


私はその白い手を手に取り


A「そうだね」


立ち上がった

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ToaRin.774の人形(プロフ) - 華飛さん» ありがとうございます!!本当ですね。前作でも同じことをしてしまっていました…気をつけます。教えて下さりありがとうございました (2017年5月14日 0時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
華飛(プロフ) - とても面白いです、それ故にもったいない…!オリジナルフラグが…!消されちゃうので外してくださいねー! (2017年5月13日 15時) (レス) id: 9e2f5dbb6a (このIDを非表示/違反報告)
坂本ムサシ(プロフ) - オリジナルフラグ外れてないので、外して下さいね。 (2017年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 098600d6aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ToaRin | 作成日時:2017年5月1日 22時

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