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―男 side―
路地裏を抜けた後、ゴミ出しの場所に来た
この住宅街にはゴミ出し場が多数存在するため、一つ一つをあまり気にしない
だから、気づかれにくい
そのうえ、このゴミ出し場は奥にスペースがある
そこに隠れていれば、ゴミで隠れていれ気づかれない
アノ娘には気づかれそうになったが、気づいたのは娘。女は気づけないだろう
あいつは今、絶対に怒っているからな
正常な判断はできないはずだ
相手のIQを当てるのを得意とする俺は、この特技を使って遊ぶ
捕まりかけたことも、捕まったこともない
これが楽しいんだよな
そのうち痛い目みる…とはよく言われるが…
え？誰に言われてるか？
いやいや、そんなことはどうでもいい
痛い目なんて、これを始めてから見たことない
やり続けて1年経つが、そんな経験は一度もない
相手の能力値を当てる能力もまた、才能
俺は恵まれた男だな
カバンの中を確認して、空き地にある住処に戻ろうと思い立ち上がる
「これだけあればいいだろ」
ヘラヘラと笑い中身を再び除く
「それにしてもよ」
一言いって、一つのネックレスを取り出す
それにはアクアマリンが付いているロケットペンダント
中にはいつ取られたかは不明のプリクラ
写真は鮮明で今の時代の写真より特化していた
「なんだ？これは…」
そのロケットペンダントは、兎や花などの野原をモチーフとしたものが彫られていた
手製のようだが、完成度は非常に高く、コーティングもされている
宝石も付いているため、相当値段が付きそうだ
年季は入っているが、丁寧に扱われているのか、非常に綺麗な状態だった
「こーんな、高そうなもんを綺麗なブランド物の箱に大事そうに仕舞いやがって…」
ニヤケの止まらない顔でそれを見つめた
が
「＿＿＿＿＿＿＿＿＿そこで何やってる」
全く気づかなかった人の気配
気づけば真横にいた
あの、女
「っ？！」
慌てて振り返ると
目の前が手で覆う様に迫ってくると視界が闇に塞がれた
ああ、その目しっている
それは、
容赦ない殺意
「ゴンっ」
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ToaRin.774の人形(プロフ) - 華飛さん» ありがとうございます！！本当ですね。前作でも同じことをしてしまっていました…気をつけます。教えて下さりありがとうございました (2017年5月14日 0時) (
レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
華飛(プロフ) - とても面白いです、それ故にもったいない…！オリジナルフラグが…！消されちゃうので外してくださいねー！ (2017年5月13日 15時) (レス) id: 9e2f5dbb6a (このIDを非表示/違反報告)
坂本ムサシ(プロフ) - オリジナルフラグ外れてないので､外して下さいね｡ (2017年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 098600d6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ToaRin | 作成日時：2017年5月1日 22時
