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62… ページ16

スケート帰りの招集が掛けられ、先生の元へと駆け寄った


先生「最近は不審者が増えています。さっきも程連絡がありましたが、―――辺りで空き巣があったので、十分に気をつけてください。いいですね?」


え?


―――って…


織語の家の本当に近くだよね?


銉葉「織語…大丈夫かな?…今は風邪ひいてて、お母さんを出張でいないし…お父さんもいない…鍵が壊れてて明日業者来るって言ってなかったけ…?」


A「え?」


ベル「……」


不安そうにこちらを見る銉葉


なんで、こんな時にかぎって…


いや、でも…


もしもの事があったら…?


必ず入られているわけでは…


『上手くいき過ぎていないか?』


その時、時分のあの言葉が脳裏をよぎった


もしかして…


もしかしてっ…!!!


「ダッ!!」


ベル「お待ちください!!!主!!!」


私は全力疾走でスケート場から飛び出した


ベルの言葉を無視して


A「織語の家はっ…!!」


確か、あの辺りだった!!


前の記憶を頼りにして走る


走りゆく中、元の姿へと戻っていった私の体


光をなびかせながらゆっくりと


目の端で険しい顔をしたベルが手から光を放っていた


少し後ろを向くと眉を顰め、こちらを見ると


「気をつけて」


そう口を動かした


有無を言わず、走り去る


銉葉「九條!!!!!」


A「警察呼んで!!」


心配そうに顔を歪める銉葉は言葉を飲み込むようにしてから、頷き携帯を取り出した


急がなきゃ


_____________________
____________
____
_


A「つっ…」


雨が降ってきた


冷たい雨が氷のように肌に突き刺さる


織語の家は目の前だった


家というより、屋敷に近いそれは威圧感を放ちそびえ立っていた


「バシャッ」


盛大な雨音を鳴らして、玄関へとたどり着く


壊れていると言っていた鍵は


指紋認証のオートロックのものだった


故障しているのは確かで全く反応がなかった


ドアは…


「ギィィイイ」


不気味な音を立てながら開く扉


中を覗くようにして見ると


散乱した部屋が広がっていた

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ToaRin.774の人形(プロフ) - 華飛さん» ありがとうございます!!本当ですね。前作でも同じことをしてしまっていました…気をつけます。教えて下さりありがとうございました (2017年5月14日 0時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
華飛(プロフ) - とても面白いです、それ故にもったいない…!オリジナルフラグが…!消されちゃうので外してくださいねー! (2017年5月13日 15時) (レス) id: 9e2f5dbb6a (このIDを非表示/違反報告)
坂本ムサシ(プロフ) - オリジナルフラグ外れてないので、外して下さいね。 (2017年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 098600d6aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ToaRin | 作成日時:2017年5月1日 22時

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