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57… ページ11

A「は?」


いまなんて?


死ぬ?


誰が?


なんのために?


A「冗談は…」


ベル「いえ…主……これが…」


いや、そんなわけ…


ちがうよね?


嫌…


嫌だよ…


いやだ…


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


聞きたくない


なんて返せばいいの?


死ななきゃいけない?


やっと会えたのに?


2人は事故にあっても、普通に私の前に現れた


でも、事故のトラウマは背負っせいるはず


そんな2人を


…嫌い


嫌いだ


全部


ベル「………これは、後々伝えた方が辛いと思いましたので…わかったような口を聞いて申し訳ございません。」


A「いいよ」


突然話し出す私に2人はキョトンとした


それに構わずはなす


A「やっぱり、私のせいなんでしょ」


そう、


わたしがいけない


織語「?どういう…」


A「来て」


私はふたりを連れ出した


_______________________
_______________
______
_


銉葉「どうしたの?」


ベル「主…」


A「大事な話があるの」


織語「大事な話…?」


心当たりがない2人は考え込むまでもなく、私の話を聞いていた


窓からかぜが吹き込む


あの時の空き教室


大好きだから、伝えなければいけない


A「2人は元の世界に戻りたい?」


突風が吹き、カーテンをばさばさと揺らした


禁句の言葉


それは、私たちの中では暗黙の了解


元の世界には辛いことがあり、幸せなことがある


未練のようなもの


でも、それはこちらも同じ


なんで2人がここへ来たのかは分からないけど、この2人の意志が強かったからここへ来たのだと思う


都合のいい世界に来たい


その類の願いか…


もしくは…


織語「九條が一緒に帰ってくれるなら帰る」


帰りたい


ではなく、帰るだった


真っ先に口を開いたのは織語だったが


それは銉葉も同じようだった


銉葉「私たちがここに来たのはさ。九條を連れ戻したいと思ったからだと思うの。あの2人には知らせなかったけど。」


織語「後々、知らない人が尋ねてきたの。銉葉が私の家にいた時…『九條Aはいる』って」


…え?


なんで、その事を向こうの世界の人間が…


いや、まてよ?なんでだ?


二人に見えてるってことは悪魔とかではない


つまり人間


でも、それを知る人間は私だけ


銉葉「あの2人に話したら何やらかすか分からないから黙ってたんだけど」

58…→←56…(大幅に変えました)



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ToaRin.774の人形(プロフ) - 華飛さん» ありがとうございます!!本当ですね。前作でも同じことをしてしまっていました…気をつけます。教えて下さりありがとうございました (2017年5月14日 0時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
華飛(プロフ) - とても面白いです、それ故にもったいない…!オリジナルフラグが…!消されちゃうので外してくださいねー! (2017年5月13日 15時) (レス) id: 9e2f5dbb6a (このIDを非表示/違反報告)
坂本ムサシ(プロフ) - オリジナルフラグ外れてないので、外して下さいね。 (2017年5月1日 23時) (携帯から) (レス) id: 098600d6aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ToaRin | 作成日時:2017年5月1日 22時

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