Ep.53 ページ10
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澄んだオッドアイが真っ直ぐ爆豪を見据え、爆豪は目を見開いた
爆豪(俺にとって…?どういうつもりだこいつ…)
爆豪「俺が聞いてんのンな事じゃねえんだよ!
もっと分かりやすく聞いてやるぜ半分野郎…
テメェ、Aのことが好きなんか?」
轟「それは…。」
爆豪「いいからさっさと俺の質問に答えろや!!!」
BOMと爆豪の掌から爆発が起きる
だがそれと同時にこちらへ近づいてくる慌ただしい足音が聞こえた
バンッとドアを勢い良く開けられたと思えば、そこには切島がかなり焦った様子で立っていた
切島「爆豪、轟!!Aが…倒れた…!!」
轟「なっ…!」
爆豪「っA!!おい切島案内しろ!!」
反射的に爆豪の体が動き、気づけば部屋を出ていた
霧島の後に続いて脱衣所に入る
タオルだけ巻いたAが長椅子に寝せられていた
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爆豪「おい…どういうことだ」
麗日「それがAが湯船から出た途端に倒れちゃって…、もしかしたら
爆豪「…はぁ、そういうことかよ」
病気かなにかかと大袈裟に心配し焦っていた爆豪は密かに胸を撫で下ろした
そして自分の着ていたパーカーを脱ぎAに掛け、そのまま抱き抱えた
芦戸「ちょお、爆豪!」
爆豪「取って食ったりしねぇわ。水用意しとけ」
目もくれずにそう言う爆豪はそのまま脱衣所を後にした
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panda - すごくすごく好きです!性癖ドストライク…!!! (2020年10月1日 10時) (レス) id: 9e19b6eb78 (このIDを非表示/違反報告)
uka8502(プロフ) - 早くかっちゃんと('-' ).........。面白いです!頑張って更新お願いします!! (2020年5月20日 20時) (レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
SuzuCastilla(プロフ) - とても文章力のある素晴らしい作品でございますね……続き楽しみに待ってます。( ˙˘˙ ) (2020年5月1日 2時) (レス) id: a2ac8206a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:洸姫 | 作成日時:2020年3月30日 20時