【僕のヒーローアカデミア】5両目の爆豪くん�◆敘�豪勝己】

Ep.44 ページ1

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季節は巡って今は蝉が五月蝿く鳴く夏の季節

夏休みに入り、最初の土曜日



Aは大きめのキャリーケースを引いてバスに乗る



A(今日は待ちに待ったプチ合宿…！！)



そう、今日は雄英体育祭の後に轟が話していた雄英1年A組(1部)のプチ合宿


メンバーは芦戸、麗日、蛙吹、飯田、緑谷、切島、上鳴、轟、爆豪、Aの10人


現地集合の為、Aは少し早めに家を出て海辺のコテージまでバスで移動すること1時間半



目的地で降りると潮の匂いが鼻腔を掠めた


A「海だぁ……！！！！」



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地図を見ながら轟の別荘であるコテージを探す

集合時間１時間前、海辺近くの高台に青い屋根のコテージを発見した


近くまで行くと、コテージから人影が出てくる



A「…？、あ、おーい！！轟くーん！！」


轟「A？随分早ぇな、まだ1時間前だぞ」


A「ちょっと早く着きすぎちゃった」


轟「とりあえず中入れ、掃除は住んでるから汚くはねぇはずだ」


A「うん！ありがとう！って汚いどころか…これは…！？」



中に入ると部屋は広々としており、2階は吹き抜けで明るい太陽の光が差し込み木造の屋内をより輝かせている



A「こ、こんなにすごいコテージ、ただで借りちゃっていいの…！？」


轟「ああ。2階は大部屋が2つあるから左が女子部屋、右が男子部屋だ。あと奥の通路にトレーニングルームと温泉がある。」


A「轟くんって…ボンボンなんだね…」


轟「そうか？とりあえず部屋に荷物置いてこい」



…



A「轟くん、荷物置いてきたよ〜」


芦戸「あー！！Aちゃん！！」


蛙吹「あら、随分来るのが早かったのね」


A「芦戸さんに蛙吹さん！お久しぶりです！！」


芦戸「同じ歳じゃん！！タメでいこーっ！私のことも三奈でいいよ！」


蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで？」


A「それもそうか！三奈ちゃん、梅雨ちゃん久しぶり！

それと…」


麗日「初めまして！うちは麗日お茶子！よろしく！」


A「癒溢(ゆいつ) Aです。よろしくねお茶子ちゃん！」


麗日「こちらこそ！」



女子チームはそれぞれコテージまでの道でばったり会ったそうで3人同時の到着だった



それから飯田、緑谷、上鳴、切島、爆豪の順で全員が揃った



ほぼ初対面の飯田と緑谷も上手く打ち解け、まずはみんなで腹ごしらえをすることになった



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