Ep.7 ページ9
A「ここ、座って」
爆豪「断る！！！」
A「だめだよ！もしそれで化膿したりしたら酷くなっちゃう可能性だってあるんだよ！」
爆豪「知るか！！俺はこんなん なんともねーんだよ！！」
一向に言うことを聞いてくれなさそうな爆豪に頭を抱えるA
ベンチにも座らず、黙って手当を受け入れてくれる気もなさそうだし、そのうえ腕を離してしまったら今にも帰ってしまいそうな雰囲気だ
A「………。」
爆豪「？、なんだ諦めたかよ
ならさっさと離…」
離せ、そういい終わる前に、Aは爆豪の腕をギュッと両手で掴んだ
A「……もし、このまま手当を受けてくれなくて、悪化しちゃったら…私、
一生自分を責め続けるよ！？！」
ガバッと効果音が付きそうなほど、Aは勢いよく爆豪に訴えた
これには少し驚いたのか爆豪の目が一瞬見開いた
だが、なにがおかしかったのか、爆豪の口元がゆるんだ
爆豪「…っ、ククッ、おまえ…ﾌｯ」
爆豪は笑いを堪えるように口元に手をあてがった
Aはわけがわからずキョトンと爆豪の姿を見つめた
A「な、なにがそんなにおかしいの…」
爆豪「ﾊｯ…一生自分を責めるって大袈裟なんだよバァカ」
A「なっ！！だって、ほんとにそうなったら私、すごく申し訳なくて…！！」
爆豪「あーーー…もうわかったよ、
やるならさっさと済ませろ」
そう言った爆豪は、案外素直に怪我を見せてくれた
Aはそれに少し安心したように笑った
爆豪「…なに笑ってんだよ」
A「笑ってないよ…ﾌﾌｯ」
爆豪「笑ってんじゃねーか！！！そのアホ面ぶっ飛ばすぞ！！」
A「ちょお！！！あんま動かないで！」
暴れる爆豪を抑えてAは怪我した手を両手でギュッと包み込んだ
爆豪「…ッ？！！？」
これには爆豪も驚いたのか、ピタっと動きが止まった
するとAの手からは暖かくて、白い光が爆豪の手を包み込んだ
すると、痛みが徐々に薄れ、何秒か経った時には痛みは完全になくなった
Aの手の光は消え、爆豪の手も離された
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洸姫(プロフ) - まぐろさん» そう言っていただいてとてもうれしいです！続編も是非よろしくお願い致します＿|＼○＿ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - この作品大大大大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 5924415bb9 (このIDを非表示/違反報告)
洸姫(プロフ) - そらさん» 楽しんだ頂いて何よりです( ；_； ) ありがとうございます！ <(_ _)> (2020年3月25日 13時) (レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃぁー！！キュンキュンが止まりません！！これからも楽しみに待ってます！！ (2020年3月24日 2時) (レス) id: 225a49b51c (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 爆豪の中の人不倫してんじゃんwww (2020年3月22日 18時) (レス) id: 2fea4d09cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洸姫 | 作成日時：2020年3月11日 18時
