Ep.34 ページ38
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「USJ事件」から数日＿＿＿＿
ようやく世間も少しずつ落ち着き出した頃、Aのスマホには1件のメッセージが通知された
勝己来週の雄英体育祭見に来い
A「…雄英体育祭！？」
A(いくら事件が落ち着いてきたとはいえ、開催は通常通り行うって…)
警備は例年の5倍＿＿＿＿
当然関係者以外は入れないだろう
A行きたいけど、関係者以外は入れないんじゃ…
勝己特別チケットがあんだよ
A私持ってないよ
勝己俺が持ってる
勝己明日の朝渡すからいつものホーム来い
Aわかった
過去のオリンピックに代わる雄英体育祭＿＿＿＿
生徒たちが個性で競い合い、それぞれがプロヒーローからの指名を勝ち取る
テレビ越しに見ていたその世界はまるでA自身とは全く別次元の世界のようだった
その体育祭を生で見られるのだから楽しみじゃない訳無かった
A(体育祭行けるのも爆豪くんのおかげ…何かお礼したいな…)
何か良い案はないかと考えた末、Aはお弁当を作っていく事にした
A「よし！はりきって作ろう！！」
．
そしてあっという間に雄英体育祭当日＿＿＿。
爆豪に郵送で送られてきた入場チケット
本来であれば身内に渡す物だが、生憎爆豪の両親は仕事で来られないようだった
入場ゲートを通ると校内までの道は既に多くの人で賑わっていた
A「すごい人…」
招待券を持った人は一般席ではなく、雄英1-A近くの特別席で観戦することができる
チケットの裏には、その特別席はおろか会場に入ることすらままならない
そうこうしている内に雄英体育祭開幕の花火が上がった
．
会場に着いた頃には既に開会式は終わってしまっていた
特別席に着くとすぐに障害物競走が開始された
A「爆豪くん！！がんばれーッ！」
Aの声は周りのヒーローや観客の歓声で掻き消され、爆豪の耳まで届くはずもなかった
しかし＿＿＿＿
A「＿＿＿ッ」
爆豪とほんの一瞬目が合った。レースが始まり、その姿はすぐに見えなくなったがAの胸の鼓動は収まることを知らない
A(わら、った…？)
気の所為かただの思い込みか、視線が交わったその時、あの爆豪が優しく微笑んだような気がした
今まで見たことも無いその表情にAの心臓はしばらく収まらなかった
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洸姫(プロフ) - まぐろさん» そう言っていただいてとてもうれしいです！続編も是非よろしくお願い致します＿|＼○＿ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - この作品大大大大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 5924415bb9 (このIDを非表示/違反報告)
洸姫(プロフ) - そらさん» 楽しんだ頂いて何よりです( ；_； ) ありがとうございます！ <(_ _)> (2020年3月25日 13時) (レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃぁー！！キュンキュンが止まりません！！これからも楽しみに待ってます！！ (2020年3月24日 2時) (レス) id: 225a49b51c (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 爆豪の中の人不倫してんじゃんwww (2020年3月22日 18時) (レス) id: 2fea4d09cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洸姫 | 作成日時：2020年3月11日 18時
