Ep.33 ページ35
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1週間後
LIMEに登録された 勝己 のアカウントから特にメッセージが来ることも無く、1週間が過ぎた
だが、最近では朝のホームで前のように会える事が増えた
会う度に他愛もない話をするが、2人ともあの雨の夜の出来事には触れなかった
A(わたし、本当に爆豪くんとキス…したよね？)
何も進展が無さすぎて、もはや夢だったのではないかと思ってしまう程だった
A(でも、別に告白されたわけじゃないし…
なんでキスなんか…)
考えれば考えるほど爆豪の気持ちが分からなくなり、ため息だけが零れた
すると、手に持っていたスマホから着信音が鳴る
液晶には冬美の文字
スライドして電話に出ると「A？！」と耳がキーンとする程の声量が聞こえた
A「ッ声でかい！！どうしたの？」
冬美「あんたニュース見てないの？！速報出てるから今すぐ見て！」
あまりにも慌てている冬美に対し、Aは何の事だと思い、テレビを付けた
テレビ画面に目を向けるが、一瞬自分自身の目を疑った
A「なに、これ…」
冬美「雄英がヴィランに襲撃されたんだよ！！幸い、先生以外は無事らしいけど…」
A「……ごめん冬美…電話切るね」
冬美「え、ちょ」ブツッ
冬美の返事も待たずにAは電話を切った
すぐさま爆豪にかけ直す
A(お願い…出て……！！)
そんな思いが募り、Aは着信音に耳を傾け、スマホを強く握った
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
時は戻り数時間前
その「USJ事件」が起こり、飯田の頑張りによってプロヒーローが現場に駆けつけた時だった
プロヒーロースナイプが元凶と思われる“ヴィラン連合”死柄木に弾を撃ち込む
死柄木はもがき苦しむが、その時にその場に居た爆豪と目を合わせ、こう言った
死柄木「A…」
爆豪「！？」
死柄木「仲良くしてられんのも、今の内だけだ…
あいつは俺の物だ…」
死柄木はスナイプに受けた傷口を抑え、笑った
すぐさま黒霧が死柄木を覆い隠す
爆豪「待てテメェ！なんでAのこと知ってやがる！！」
爆豪が叫ぶが、死柄木は何も答えずそのまま姿を消した
爆豪「…っくそ がァ…！！」
何故、死柄木がAのことを知っていて、それを爆豪に言ったのか
爆豪がその訳を知るのはもう少し先の話だ
。
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洸姫(プロフ) - まぐろさん» そう言っていただいてとてもうれしいです！続編も是非よろしくお願い致します＿|＼○＿ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - この作品大大大大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 5924415bb9 (このIDを非表示/違反報告)
洸姫(プロフ) - そらさん» 楽しんだ頂いて何よりです( ；_； ) ありがとうございます！ <(_ _)> (2020年3月25日 13時) (レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃぁー！！キュンキュンが止まりません！！これからも楽しみに待ってます！！ (2020年3月24日 2時) (レス) id: 225a49b51c (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 爆豪の中の人不倫してんじゃんwww (2020年3月22日 18時) (レス) id: 2fea4d09cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洸姫 | 作成日時：2020年3月11日 18時
