牡丹と茉莉花【派生作品】 (ページ2)

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I fell in love with you the first time I saw you. ページ2

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　初めてあなたを見たとき、私は恋に落ちました。

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そう。

思えばなんてことない普通の出会いでした。

少々語弊がありました。

よくある恋愛小説のような運命的な出会いではありませんでした。

出会ったのは、確か熱砂の国の王族が催すパーティーに出席をしたとき。

周りから声をかけられるのですが大体は家柄や金が目当てなのは分かっていました。

お兄様は、ジャミルにお世話をされているようだし、私が会場内に理由はありませんでした。

ジャミルさん、いつもお疲れ様ですわ。

生憎、ご令嬢の世間話には疎く幼少期は病弱であったため仲の良いお友達が私にはいません。

だから、私はテラスに出ることにしました。

正直言えば庭園に行くのも良かったのですが、庭園は月明かりしかなく本が読めませんからね。

外は会場と比べ少し暑かったですがそんなことは気になりません。

こっそりと持ってきた本を取り出して広げます。

近くにあったベンチに座ろうとした時、足元にある何かを踏んづけてしまいました。

「いってえ、！」

『す、すみません！？』

そう、これがレオナ様との出会いなのです。

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ファレナ様の年齢が公開されてないから分からないけど、この時には既にファレナ様が夕焼けの草原の王です。

チェカたんが産まれてるかは不明です。ちなみに言うとまだレオナさんはNRC入ってません。