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RIKU:俺は引いたりしないからね
A:え??
RIKU:Aちゃんの過去になにがあったかはわからないけど、必死に戦った証だって思う
その言葉に私は泣きそうになってしまった
高2の夏
私はいつも仲良かった子にはぶかれ初めて
影で愚痴を言われ、その時から学校ではずっと1人だった。逃げたい。そう思っても逃げ場所もなくて、たすけて。そう言っても誰も助けてくれるわけなくて
あの時は本当に苦しかった
A:ありがとうございます
でももう大丈夫なので
大丈夫。そう言い聞かせているだけなのかもしれない。今でもたまに夢に出てくることもある
全然青くない青春のこと
RIKUくんはこんなイケメンだし優しいし楽しくてキラキラした青春時代を過ごしてきたんだろうな〜
RIKU:俺でよかったらいつでも頼ってね
A:ありがとうございます
私は同期の真宙にしか本音を言えない
別に好きとかそういう感情はないけど
真宙は過去のことも病気のことも知っていて
東京に来てから真宙にしか頼れていない
A:よしっ、できました
それじゃ私は次の人のところに行きますね
RIKU:ありがとうございます!
次は壱馬くん…
えーっと誰だっけ。
次の担当の壱馬くんを見つけてメイク道具を片付けていると真宙が近寄ってきた
真宙:A薬の時間は?大丈夫?
A:あ〜忘れてた。
真宙:飲んでこいよ
A:真宙ありがとうね
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KK(プロフ) - はじめまして!このお話とっても大好きです!!更新無理せず頑張ってください(*^^*) (2020年2月27日 1時) (携帯から) (レス) id: 42b02d1f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rim | 作成日時:2020年2月24日 3時