君の特別に:サンジ�� ページ28
あの時感じた違和感は気のせいではなかった
翌日も、その次の日も
サンジ君の態度は戻らなかった
食後の片付けもさせてくれない
なんなら私の申し出を断ってブルックに頼んだり…
サンジ君に声をかけようとしても
用があるから と去っていってしまう
意を決してサンジ君に紅茶を頼んで
以前のようにダイニングで飲んでいても、
会話はない
気まずい雰囲気だけが漂う
『ご、ごちそうさま！』
いたたまれなくなって紅茶を一気に飲み干すと
逃げるように外へと出る
ｻﾝｼﾞ「ーｸｿｯ…」
嫌われた
サンジ君にーーーー
そう思った瞬間、勝手に目から涙が溢れ落ちる
『うっ…』
泣き出しそうになるのを堪えて
向かった先は
ーーバンｯ
『ゾロぉっ…ううっ』
ｿﾞﾛ「A?!」
泣きながら勢いよく部屋へ入る私を見て
筋トレを中断して驚くゾロ
ｿﾞﾛ「なにがあったんだ?!」
『ﾋｯｸ…ぅ、サンジ君に…嫌われちゃった…
うわーん』
ｿﾞﾛ「ああ?!;」
一先ず落ち着け となだめるゾロ
ーーーーー
ーーー
ｿﾞﾛ「はぁ〜…」
私から話を聞いたゾロは頭をガシガシかきながら
ため息をこぼす
ｿﾞﾛ「お前らは言葉足らずなんだよ」
『え…?』
ｿﾞﾛ「ちゃんとアイツと話せ。お前が強くなりたい理由と、アイツのことどう思ってるのか」
『え、で、でも…』
こんな状況でサンジ君と話せないよ…
ｿﾞﾛ「俺を信じろ、大丈夫だ」
『う、うん…』
ゾロの力強い後押しに思わず返事をする
どうしてそんな自信があるのか分からないけど
この際自分の気持ちをはっきり伝えよう…
そう心に決めた
ーーーーーー
ーーー
その日の夜
みんなが眠りにはいる頃
私はキッチンへと向かった
サンジ君は明日の朝食のために
みんなが寝た後もしばらくキッチンで仕込みをしている
完全に二人きりになる
変な緊張感で心拍数も上がり、手に汗を握る
やっぱ止めようか…とよぎるけど
ゾロを信じて重い足をキッチンへと進ませる
ーーーふぅ……よしっ！
気合いを入れてキッチンの扉を開ける
ーーガチャ
ｻﾝｼﾞ「!…Aちゃん?」
私の姿に驚いた表情のサンジ君
ｻﾝｼﾞ「どうしたんだ…?夜遅くに」
『あの、ちょっと眠れなくて…
飲み物が欲しいな〜…なんて』
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まこと(プロフ) - ヒナさん» リクエストはお約束はできませんが、出来る限りお応えしようと思っておます。素敵なお言葉励みになります、ありがとうございます( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾ (2022年12月27日 7時) (
レス) id: 57a5ede352 (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - たくさん» 遅くなりすみません。コメントありがとうございます( ´∀｀*) (2022年12月27日 7時) (レス) id: 57a5ede352 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - リクエストって、しても大丈夫ですか？もし良ければ、ゾロとサンジに取り合いされる話をお願いします！これからも無理せず更新頑張っていただけたら幸いです。応援しています！ (2022年12月26日 19時) (レス) id: 2a34a900af (このIDを非表示/違反報告)
たく - かっこいいサンジありがとうございます(ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ ) (2022年10月24日 11時) (レス) @page43 id: 9f554d8eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うっちー | 作成日時：2022年7月14日 19時
