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ex.4-1 ページ30

今日は、毎日収録やら会議やらで忙しい伊沢さんの休みの日

初めて恋人らしいデートができる日でもある。

でもあんなに忙しいんだから休んで欲しいのも本音。


だってほら、もう11時なのにまだ寝てる


少し寂しいけれど我慢なのかな

流石に12時になったら起こしに行こうかな





──────────



13時。

ぐっすりと眠る伊沢さんを起こすのが申し訳なくて
すっかり時間が過ぎてしまった。


「伊沢さん、起きてください」
もう1時です、と繋げる

もごもごと何かを発する毛布

揺すって顔を光に当てる

「Aちゃん?」
「そうです私です。そろそろ起きてください」

体を起こす

「顔洗うかシャワー浴びるかしてくださいね」

「......また敬語使ってる」

あ、忘れてた


「ご飯、作っているから出来るだけ早くしてね」
心臓が暴走してる

聞くと満足したように微笑んでシャワーに向かった






 

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作者名:ゆら | 作成日時:2020年9月1日 22時

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