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36_自転車 ページ37

「そーいえばさ、Aちゃんって俺の事覚えてる?」

学校からの帰り道。

晴樹がいきなりそんな事を言った。

「それってどういう意味…?」

覚えてる?

そう言う事は私と晴樹は昔あったことがあるのか…?

「覚えてないのか……」

「え?何?」

晴樹が何か言ったようだが私には聞こえなかった。

「いや、名前とか覚えてくれてるかなーってさ」

名前?晴樹の?

「晴樹が名前で呼べっていうから覚えてないと駄目だよね」

そういう普通に話をしながら歩道を歩いていく。

あまり人の通らない道。

決して人通りの少ないというわけでもないが住宅が並んでいるためあまり住民しか通らない通り。

下を向き色々考え事をしながら歩いていく。

「あぶないっ!」

晴樹がいきなりそう言って晴樹は私の首に腕を回し、自分のほうにひく。

それによって私の体重はうしろにかかりしりもちをつく。

勿論晴樹は私のまき沿いをくらう。

よって私と晴樹は密着状態になった。

「Aちゃん自転車にぶつかりそうになった。ちゃんと前見ないと駄目だよ?」

そういえばさっきなにかがこっちに来る音がした気がする。

それ、自転車だったのか。

「あ、ありがと」

助けてくれてありがとう。

そう思っているがこの状態では冷静にそんなことが言えない。

「ちょ、もう放して…っ」

道路に座った状態。

後ろに晴樹、前に私。

腕を首に回され首は固定され、体は晴樹の体と密着状態。

…動けない。

「…やだ。なんかもう動きたくない」

37_道路→←35_校門



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設定タグ:レンタル彼氏   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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カノン♭(プロフ) - おお!続編おめでとう!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ (2014年4月9日 7時) (レス) id: faadc1753c (このIDを非表示/違反報告)
晴れノチ曇(プロフ) - カノン♭さん» 見てくれるのはやいねー毎回ありがとーッ!これからどうなろんだろうねこの人たち……自分でも話考えながら書いてるから気になるよ(´・ω・`) (2014年4月4日 23時) (レス) id: 54af9aaec5 (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - (; ・`д・´)ナン…ダト!?嘘だろ晴樹嘘だと言ってくれ!←オーバーなw (2014年4月4日 23時) (レス) id: faadc1753c (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - 晴れノチ曇さん» ノッチ、良くやったぜ!柳瀬さんが空気になったのかと思っゲフンゲフン (2014年4月3日 12時) (レス) id: faadc1753c (このIDを非表示/違反報告)
晴れノチ曇(プロフ) - カノン♭さん» お待たせ柳瀬さんですw((今気づいたけどそうとう長い間柳瀬さんが出ていなかったw (2014年4月3日 11時) (レス) id: 54af9aaec5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れノチ曇 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2013年9月22日 1時

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