彼奴を独り身にさせるの会【名探偵コナン】

5話 いや勝手に入ってくんな ページ11

夢主side

『だいーぶ良くなったな〜』

一時的にお腹痛くなるだけだったけど那都くんのおかげ？でなかなか治ってきたぞ〜？

……暇だからNetf○ixでも見るか

『はは、BOSS○ABYなんて久々に見るぞ』

映画を選ぶセンスが独特なのは知らね


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『まだ見て5秒なんだけど……』

でもこういう時は無視を極める。那都くんだったらメールを送ってから来るもんね！！！


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

しつけぇ……宅配も頼んでないのに

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟ(ry

『鳴りやめよ……』

新手のピンポンダッシュかな？諦め悪いなぁ

ｶﾞﾁｬ

『は？？？？』

ドアの開く音が響く

『勝手に入ってくんなよ訴えるぞ』

少しだけ顔を覗かせ勝手に入ってきた犯人の顔を見てみると







『沖矢さん……"また"貴方ですか？』

ここまで来ると困惑よりも呆れる

「はは、風の噂で聞きつけたんです」

『いえ大丈夫なのでお帰りください』

「色々買ってきたんです。何か入ります？」

『話聞けや』

「たまに敬語が外れるところも好きですよ」

『はぁ……』

まるで自分にとって都合が悪いことは聞き入れないように話をスルーする

……ダジャレじゃないよ？たまたまだからね

「……もしかして例の男と先に食べました？」

『その呼び方やめていただけないですかね。彼氏ですよ。』

「認めませんし、諦めませんからね」

『なんか色々とズレてないですかね？？？』

やっぱり話が通じない

「とりあえず、Aさんの為に買ったゼリーやら飲み物やら置いときますから、ご自由に食べてくださいね。長居するのもなんですし、それでは」

袋ごと置いておさらばする沖矢さん

『……ゼリードリンクだ……』

なんやかんや好みのものを買ってくるんだよなぁ

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