【wrwrd!】ご飯をお供に！3 (ページ8)

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99.感謝祭4 ページ8

もちのろん！！と答えながら私は
2人にもおにぎりを渡す
2人は口に入れるなり
おいしい！！！と叫び
もぐもぐと口の中いっぱいに
おにぎりを詰め込んで

おかわり！！！

と手を出してきた
おにぎりを入れていた箱を
渡すとみんな
おにぎり取り戦争を始めた

あっという間に箱は空っぽになってしまった

「ところでなんであんなに
おにぎりを持ってきてたんだ？」

『おじちゃんに
城では日課の食害！！っていうの
やってみたくて！！！』

「なんか…子供達のおかげで
俺は助けられた気がする…」

少年a「ねーちゃん！
もっと無いのか！？ご飯！！！」

『今はないけど
皆がお手伝いをしてくれたら
街のみんながご飯をくれるよ？』

少年b「し、しかたねーな！
手伝ってやるよ！俺たちで！！」

少女a「感謝しなさいよ！！！」

『はいはい(笑)
ありがとーね』

少年a「そんじゃみんな！！
手伝いに行くぞー！」

「「「おーーー！！！」」」

なんとか私は子供達の説得を成功させ
街に戻り
街のみんなに声をかけると
皆それはありがたいわねといい
快くOKしてくれた
子供達はみんなバラバラにお店にいき
少年aは本屋の電球の取り換え
少女aはカフェで会計のお手伝いをしていた

そんな皆を見て満足していると

ユ「いたぁーーー！！！」
ナ「ハムちゃんほかくぅぅぅ！！！！！」
『ｷﾞｬｧｧｧｧｧ!!!!!』

後ろから勢いよく押され
思いっきり前に倒れる

『な、何するのさぁ！！！』

ユ「あなたがいきなり色々用意しろとか
無茶なこと言い出すから
大変だったんだよ！？」

『それは…ごめん。』

ナ「ところでさー何するの？」

『噴水広場ですき焼きを作る！！！』

ユ「またいきなり…なんで？」

『なんか食べたい気分だった！！
街のみんなと！！！』

ナ「なるほど〜…？」

『とりあえずキャンプファイヤー起こして
人が30人以上入れる鍋が
確か城にあったよね？』

ユ「もちろんそれを皆で運んだよ
重機久々に見たよ…」

『ないすぅ！
んじゃ作りますかー！』

「「おーーー！！！」」

私たち3人は噴水広場に来ると
キャンプファイヤーを鍋の下に作り
ぐつぐつと煮込めるようにする
そして鍋の準備をしていると

zm「Aーーーー！！
みんな連れてきたでー！！！！」

『うひょー！ありがとーーーー！』

zm「もちろんだぜ！
っつっても何するんや？」

『SUKIYAKI★』

zm「好きや？」

『耳腐ってるんじゃない？』

zm「冗談やって
でもいきなりなんでや？」