【wrwrd!】ご飯をお供に！3 (ページ30)

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120.任務3 ページ30

A 視点

私は走った
なんかデジャブだね。
つい先程大好きだったグルッペン達に
怒鳴られて
勘違いされて
すごく悲しかった…
私を信用してくれてないんだ…

またあの森まで来てしまった
1人でうずくまり泣きじゃくる

悲しいな…
こんなことになるぐらいなら…
元に戻りたい
みんなに疑われることが
こんなにも悲しいなんて
初めて知ったな…

…………ここに来ると
この間のことを思い出しちゃうな…
はぁ…やっぱり私は
この世界にいちゃいけないんだ…
皆を傷つけてしまう…
ならいっその事…

？｢あーあ。また悩んじゃって｣

『また貴方…？』

？｢そうよ。んで？今回は？｣

『貴方…願いを叶える…って言ってたのに…
叶えてくれなかった…』

？｢あれ？貴方は悩みを
聞いてくれる人が欲しかったのじゃないの？｣

『違うわよ…。』

？｢ふーん、じゃあ謝っておくわ
ごめんなさいね？
でもね私も魔法は使えても
心の中まで読める魔法は
生憎持ち合わせていないの
言葉で言ってくれないと正確には分からないわ｣

『私は…元の世界に帰りたいの…』

？｢ふーん。そんなのが願いだったのね
意外だわ｣

『どういう意味よ』

？｢見た感じ貴方
この世界ではすごく楽しそうに暮らしてたから
そんな重いことを
考えているとは思わなかったのよ
私は貴方は自分の秘密を
全て打ち明けて楽になりたい
そう思ったのかと思ったのにね
だから同じ家族の悩みを持つコネシマ？
とかいう人をここまで導いたのよ｣

『そう…なのね…
でも私はもう…みんなを傷つけるぐらいなら
ここにいない方が…いい気がして…』

？｢へー。まぁどうでもいいわ！
私の事ではないし！
で？どうするの？
その願いは力を強く使わなきゃいけないから
代償はデカいわよ？｣

『もうなんだっていいよ…好きにして…
私の望む元の世界に戻してくれるのなら…』

？｢へぇ〜…
この悪魔様になんでもいいって
舐められたものね
じゃあ契約しましょう

私悪魔は、飯田Aさんと
契約をします。｣

そう言い少女はあの時みたいに風を起こし
契約…をする

？｢これで契約成功よ！！
それじゃあ私の遊びに手伝ってもらうわよ♡｣

『…は？』

？｢大丈夫よ！
少し貴方の体をいじっただけ！
悪魔はね！
憎しみや悲しみ怒りで歪む心が大好物なの！！
だから貴方のを食べさせてもらうだけよ！
あと私はあの城の中には入れないの
結界が張ってあるからね
だからもし辛くなったりしたら
ドレカヴァクそう叫びなさい｣