血の嫌いな吸血鬼の王と満開の月 4【ONE PIECE】 (ページ10)

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153話　なんとも奇妙な終わり方ページ10

ん？？？アイツ、今なんて言った？

「兄様」って言わなかったか？

いや、でもな～「兄様」って"俺"をそう言うのはアイツだけなんだけど…

う～ん

ﾌﾞﾙｯｸ「あの、すいません。あの方、Aさんに兄様って言いませんでした？」

ｲｿﾞｳ「ちょっと詳しく。」←

『気のせいだ。気のせい。俺を兄様とか呼ぶ奴なんて1人しかいないし。そいつはもう数百年前にとっくにお陀仏してる。』

イムなんて名前じゃ無かったしな～そんなわけないはずだ

『というわけで倒s((ｲﾑ「A兄様！！」…ぬ～ん？？』

おい！今変な声出たぞ

「「いやいや、アイツ本当に誰だよ。」」(ｸﾞﾜﾝｸﾞﾜﾝｯ

ｽｶｲ「まじめに僕も知らないんだけど。…え、隠し子？？？」

全-貴、ｽｶｲ「「「「「隠し子！！？？？」」」」」←

俺はバカに揺さぶられ、スカイが隣で誤解し始め、それを間に受けた周りのバカどもも騒ぎ始める

『おい！説明してやるからその誤解とその腕とその目線をはずせ！！まず俺に嫁なんていねぇんだよ！』

ｲﾑ「兄様…大丈夫か？」

…いつの間にか俺の隣にちゃっかり来てるし

『コイツの名前はイムシュヴァル…通称ヴァル。』

ｲﾑ「イムシュヴァルという。よろしく。」

ｽｶｲ「え、待って待って。じゃあ、コイツは兄貴の何なの？」

『あ、そうだったそうだった。あのなぁ…弟子。』←

全-貴.ｲﾑ「「「「「「弟子！！？？」」」」」」」

『そうなんだよ。空白の時からの奴でな。昔俺に弟子入りしてきたモンだから…弟子にした。しつこかったし。』←

『でもまさかヴァルがイムやってるだなんて思わなかったわ。てか、何でイムやってるわけ？お前死んだだろ？』

ｲﾑ「確かに死んだんだが、ちょっと神に誘われてやってみたらこうなった。」←

全「「『「「「まじか！！！！」」」』」」

そんな軽いノリでなれたっけ？

てかさ、ヴァルはイムを職業だと思ってやってんのか？←

ヤブァイ奴だな

ｲﾑ「丁度兄様が来たからもう、世界政府辞めようかなって。だからいっそ魔王みたいなことやって基盤を壊したんだ。」

ｻﾎﾞ「え、じゃあ戦争は終わったってことで？」

ｲﾑ「問題ない。」

ﾎﾞﾙｻﾘｰﾉ「なんか変な終わり方だねぇ～。」

鶴「まあ、兎にも角にもこれで戦争は終わりだよ。私たちも海軍を見直さなくちゃいけないねぇ。」

『締まりがないが…一旦"海軍に"帰るとするか。」