幼なじみ兼マネージャー2 (ページ2)

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急いで自分の部屋に戻って洗面所に行き、鏡で自分の顔を確認する。

『そんなに赤いかな…』

そりゃそうなるよだってあんな事言われたら…。

″早く俺のものになれよ。″

あー早くシャワー浴びて頭落ち着かせよう。

さっさと服を脱いでシャワーの蛇口をひねる。

熱いお湯を浴びながら自分の唇を撫でる。今も覚えているさっきのキスの柔らかい感触、今まで頼れる一つ上の幼なじみとしか思っていなかったのに嫌でも考えてしまう。

そのままボーッとしながらシャワーから上がり、体を拭いた。

ホテルにあった少しお洒落なバスローブを着て、頭をタオルでゴシゴシしながらベッドに腰掛けた。

すると後ろからいきなり優しく抱きしめられた。

『っ！…なんだシュアオッパ、』

JS「気づかなかったの？」

シュアオッパの話す息が首にかかって少し擽ったい。

『気づかなかったごめん…なんかボーッとしてた、』

JS「本当に何かあったの？」

正直に言うか迷ったけどあんな慌て方してたら何もない方がおかしいと思うから少し濁して放った。

『いや…変な意味とかはないんだろうけどね…そのスニョアオッパって酔うとさ…』

JS「やっぱりキスされたんだ」

『………何で分かったの』

JS「何となく分かるよ」

『………』

何でもお見通しで怖いぐらい勘がいいオッパ。

JS「そっか…」

「ただの幼なじみだと思ってたのにキスされちゃったから？」

『ちが、っ』

クルッとシュアオッパの方を振り向くと不意に唇が重なった。

それから何度か角度を変えて触れるぐらいの優しいキス。されるがままの私は何も発せなかった。

それから気づいたら後ろに押し倒されベッドに横になった。

『待って、』

JS「ねぇ、そろそろ気づいてよ。」

『ちょっと…』

シュアオッパが私と手を重ねて指を絡める。

JS「もう俺限界。」