月見草。２ (ページ22)

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MooN４８ページ22

何日か経って相葉ちゃんと何回か連絡もさせてもらってた。

ドラマの撮影も中盤に入って。

あと潤くんのお仕事を手伝えるのは数えるくらい。

悲しい。ちょっとだけ。

潤くんと最近話せてない。

当たり前だけど、ドラマの撮影忙しくて食べに行けてないし、喋りかけようと思っても…

美晴｢じゅーん！昨日もありがと！今日は？予定ある？｣

潤｢今日？あーいいよ。｣

幸せそうな雰囲気見てたら話しかけられないよね。

気軽に今日は？とか一緒に出かけよ！とか……会いたいとか。

そんな関係でいれればいいのに。

なんて毎日のように思ってる。

？｢Aちゃーん！｣

｢え！？びっ、相葉ちゃん？｣

振り向くとやっぱり相葉ちゃん。

雅紀｢俺ね！気づいちゃった！Aちゃんがお手伝いする日俺もここのスタジオで仕事なの！会えるのAちゃんに!!｣

ニカァって笑った相葉ちゃんに周りのスタッフがコソコソ。

最近よく思われてないんだよね、女性スタッフさんに。

雅紀｢Aちゃん？なんかあった｣

｢あ、ううん！大丈夫大丈夫、、｣

雅紀｢ホントに？俺ね、こんなんだけど話聞くから！ね？｣

｢こんなんじゃないよ！相葉ちゃんは凄いんだよ！落ち込んでても相葉ちゃん見てると笑顔になってたし、あ！テレビで見てて…あと優しくてメンバー想いで…｣

雅紀｢ふふ、もーいーよ！ありがとう！｣

自分が言ったことにカァっと熱くなって。

｢あぁーごめんね！なんか、ファン魂というか……あ～とにかく恥ずかしい忘れて！｣

雅紀｢えーやだ。忘れないよ俺。
なんか、もったいないな……｣

｢え？｣

ううん何でもない！ってニコって笑って撮影だから行くねーって走ってっちゃった相葉ちゃん。

私も仕事に戻らなきゃ、そう思って足を動かした。