月見草。２ (ページ16)

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MooN４２ページ16

しばらくしてまた違うスタジオで撮影するってことを聞いて取材協力に来てた。

セットチェンジのため、私も休憩させてもらってた。

って言ってもどうしたらいいのか分からなかったから、ひたすらウロチョロしてた。

資料眺めながら廊下を歩いてたら、目の前からあーーっ！って叫んだ声が聞こえて。

目の前…遠くから叫んだのは間違えなく

｢え、｣

その人が走ってきて、反射的に逃げたくなる私。

？｢ねぇ!! 松潤のこん｣

｢え、ちょちょちょ、ストップです!!｣

いきなり現れた目の前のイケメンにワタワタしてる私と、テンション上がりすぎてビックボイスなイケメン。

｢ここじゃまずいです相葉さん！｣

雅紀｢えぇ！？だってね！？松潤全然説明してくれないのね！？Aちゃんって名前しかわかんないもん！｣

相葉ちゃんから名前が呼ばれるって…！

って、やっぱ潤くん説明してないんだ。

｢あの、とりあえずシーです。人来たらまずいですし…｣

シーって頷きながら手を指にあててる相葉ちゃん。

そしたらあっ！って表情をして。

雅紀｢わかった！俺の楽屋ここだから！｣

｢え゛｣

手をグッて引かれて楽屋に入って。

え、いやいやいや！手っ!! ふたりっきり！

雅紀｢んで！どういう事！？｣

いや、近いです。

私の口からなんも言えないし！

｢え、あの…い゛っ｣

急に開いた扉にガンって頭と背中に強打して。

頭を抑えながら後ろを振り向くと、目クリクリで片手に携帯持ってるイケメンさん

？｢…………Ｊ、ここにいるけど｣

廊下に呼びかけたのはニノちゃ…ん

それと共に楽屋に入ってきた潤くん。

潤｢あ、ホントだ｣

雅紀｢あ！松潤違うよ!! ゴカイゴカイ｣

慌ててる相葉ちゃんにホントか？なんて言ってるニノちゃん。

何この幸せな図……